「何かを選択するとき、ワクワクするものにしましょう」というアイデアについて、私の思うところを書いてみます。

私自身はワクワクするかどうかで、何かを選択することが少ないので、そういう者としての発言ですね。



「ワクワク」を大切にすることが提唱される理由には、いくつかあります。

個人的に「なるほどね」と思うのは「ワクワクしているときは、波動が高くなっているので、その波動で選択するほうが、より自然の流れに乗り、間違いが少ない」というものです。

「ワクワク」とは“初心者” にも分かりやすく、取り入れやすい基準です。

その一方で「ワクワク」のみに従っていて上手くいくのは、既に “ベテラン” の域にある人なのではないかと、私は思います。

ここでの“初心者”とはブロックやカルマが、まだいろいろと残っている人。

“ベテラン” とはブロックやカルマが、かなりのところまで消去されている人のことです。

「ワクワクに従う」ことは“初心者” から“ベテラン” まで幅広い人達が適用できる選択の方法ということになります。

つまり、汎用性が高い。

万能とまではいかなくとも、誰が使用しても、副作用の大きくないクスリのようなものです。

365日、24時間、波動が高い状態であるかどうかは別にして、その選択の瞬間、波動が高ければ、それに応じた現実がやってくる、という考え方です。

「ワクワクは、ハートの声。マインドではなく、ハートに従うことが、本当の自分や宇宙との摩擦が少なく、具現化しやすい」というのも、よく聞きます。

さて「ワクワク」とは、本当にハートの声なのでしょうか。そうとばかりも言えません。

自分を貧しいと感じている人がいるとします。あわよくば億万長者を夢見て、宝くじを買います。

これが当たれば、今日までの生活とはおさらば。あれを買っちゃうかなあ、この際だから仕事も辞めてしまおうかしら、とかと夢が広がります。

その未来を思うとき、「ワクワク」しますよね。この「ワクワク」は現実逃避です。

今日までを捨て去り、逃げたいものから逃げ切ったときの解放感を包み込むような「ワクワク」です。

出発点はハートの声ではなく、解消/解決していないブロックやカルマ(アンバランスなエネルギー状態)をそのままに、それらを飛び越えて、すべての問題をチャラにしてくれるマジックを求める気持ち。

そういった内側のいろんな声を聞き分けられるのが、 “ベテラン(熟達者)” です。

自分のなかの本当と、誤魔化しを識別することができます。誤魔化しベースの「ワクワク」に従うとき、願望は叶いにくいと言えます。

そもそも自分の願望を見誤ったところからのスタートですし。

「ワクワク」したところで、自然で摩擦の少ない流れに乗ることは難しい。

自分を喜ばせること、楽しいことを選ぶこと自体に問題はありません。

しかし深いところで、何かに対する否定や逃避があるからこそ、抱く願望や期待であることに気づいている必要があります。

私は「今日はこれを食べたい」とか「ここに旅行に行きたい」とかは「ワクワク」に従います。

純粋に既知や未知の何かを体験したいことについては「ワクワク」するものを選ぶ。

言ってみればパーッと行ってパーッと散って「ああ、楽しかったー!良かったー!」というように、後に何も残らない、残さないような “もの” や “こと” ですね。

服やインテリアも、「ワクワク」を大切にします。私自身のコンディションをサポートしてくれる仲間達です。

しかし、それ以外は「ワクワク」を基準にすることが、あまりありません。

そもそも「ワクワク」することが、それほどない、ということもある(笑)。したいことをしていますが、ワクワクするかと聞かれたら、そうでもない。

ギャンブル性の大きいものは「ワクワク」しますが、それは「ドキドキ」に近い「ワクワク」です。怖れがあるときも、「ワクワク」のような感覚を伴うものです。

あくまでも私の場合となりますが「ワクワク」するからしようではなく、「することが既に決まっている」感じをキャッチしたものを選択することが多い。

それは「ワクワク」とは異なる、とても静かな直感や直観です。手で触れられるものでも目に見えるものでもありませんけれど、ずっしり、しっかりと自分とエネルギーが繋がっているように感じるものを選ぶ傾向にあります。

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