かつて年上の友人から、こんなふうに聞いたことがあります。

「家のなかで、問題を抱えている人を大切するといいんだよ」

精神世界、宗教

仕事や趣味でもいいかもしれない

そういったところに救いを求めるとき、家族 のことで悩んでいるケースがあります。



問題を抱えている?

悩み?

それは何でしょう?

 

ざっとあげてみると

病気や障害(高齢化が進むと介護)

問題行動(依存症や暴力、借金癖、非行・犯罪)

引きこもり、不登校

世の中への不適応、家族間の不仲…。

 

私が聞いた、その言葉の意味するところは

「問題を抱えている人に尽くし、その人を生かす。そう心がけていると、家族全体が良い方向に向かっていく」

であったように、記憶しています。

(“生かす“とは、生きる/死ぬという意味からの “生かす” ではなく、“本性の開花“ “本性を大切にする” に近いニュアンス)

 

かなり昔のことなので、当時の私は

問題にもよるけれど

どう考えたって当人に原因があり

当人がどうにかすべきことだってあるんだろうに

なぜに、ほかの家族が尽くして

その人が生きるように持っていかねばならんのだ(しかもそれが、いい大人であったとしたら)と思いながら、話を聞いていました。

 

彼女は「そういう人こそが、家族においての宝」なのだと言います。

 

もうちょっと精神世界的に言うと

「家系、家族のカルマを解いていく鍵をもたされた人」。

 

「尽くして、大切にして、生かす」。

文字通りに解釈して実践すると

問題を抱えている人を

スポイルする、結局はダメにする共依存関係に陥りがち。

相手からすると、重たくって仕方がない。

逃げたくなる。

 

今、私はこの言葉を「丁寧に向き合う」と解釈します。

ひとつひとつのコミュニケーションを、接し方を、普段の習慣で通り一遍にしない。

今、心ここにあらずで接しない。

忙しかったり、面倒だったりすると

そして「またか!」とうんざりすると

不誠実、不正直に

何となくモノを言ったり

その人の存在をぞんざいに扱ったりします。

 

それらに気づいて

気持ちを修正していきましょう

自分にも相手にも正直でありましょう

そういうことなのではないかと思います。

 

これは、家族間のケースですが

ひとりの人間のなかでも、同じことが言えるのかもしれません。

 

実は、問題だと思っている

あまり見たくない部分に、すべてを解いていく鍵がある。

 

問題の外に鍵を探すのではなく

問題の中に入っていくことで

結果として鍵を手にするに至り

ひいては問題だと思っていたこと以外のすべても変わっていく。

 

このところ、なぜか大昔に聞いた言葉が、何度も浮かんでくるので書いてみました。

 

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