仏教では、人間の心の働きそのものを“病気”と捉えるようですね。つまり、人間には“病気の心をもつ人”と“病気でない心をもつ人”がいるのではなく、心があり、心の働きから自由でない限りは“誰もが病気である”という視点に立つのです。



心には、

①自分が焦点を当てた過去の記憶を何度でもリプレイする

②「思い込み」のスクリーンを通して物事をみる

③(①②により)「今を生きる」ということを妨げる

といった働きがあります。

過去の体験(自分の脚色つき)によって判断し、自分の偏った見方でものをみているのでは「今」をあるがままに体験することができません。

人間とは、厄介で不自由な生き物なのです。人間の知覚というのも、厄介です。見たいものを見て、聞きたいことを聞いています。すべての情報に対して、同じ程度に敏感で、同じようにオープンということはありません。

どんな人も、偏っています。そして、自分勝手です。それらを自覚する機会が、あまりありませんけれど。ブロック(メンタルブロック)を外していくとそういったことにも、自ずと気がつくようになっていきます。

そして、自分や他者の偏っていて自分勝手な反応のパターンに振り回されなくなっていきます。

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