「親(あるいは先祖代々)から引き継いだ、家系にあるブロックを外しましょう」「親のもっているパターンを、引き継いでいないか、自分をチェックしましょう」「あなたが浄化されることで、先祖7代まで遡って浄化が起こります」などという表現を聞くことがあります。



お察しの通り、その背景には

・家系には負の要素があり、子孫はどうしても、それを引き継いでしまう

・それをどうにかするのが、自分の課題である

という思考的流れがあります。

何かの課題に対峙する際、どうしても家系の負債に意識が流れていくわけですが、どんな親をもったとしても、よき資産を、私たちは引き継いでいます。

私の父は優柔不断ではありましたが、立場の弱い人のために損得なしに動く、というところがありました。視野が広く、物事を多角的に見ることができました。おじいさん(父の父)にも、そんなところがあったようです。

私の母は頑固で、子供の言うことに耳を貸しませんでしたが、飾り気のない人で、等身大の自分で、社会とお付き合いをしていました。勉強熱心でひとつのことにじっくりと取り組み、投げ出しませんでした。頑固なところはおじいさん(母の父)に、粘り強いところはお母さん(母の母)に似ています。

両親に対しては、いろんな複雑な思いをもちつつ成長しました。今になって、両親からよき資産をたくさん引き継いでいる自分を発見します。

ブロックがあると、よき資産のほうには、あまり目を向けません。あるいは、必要以上に両親を賛美し、その陰にある満たされない複雑な思いから目を反らしていたりします。

純粋な目で親から引き継いだ資産を見つめる機会が少ないのです。

「親孝行したい時には親はなし」という言葉があります。「親から、素晴らしい資産をたくさん引き継がせてもらったな」と感じる頃には、親はなし、ですね(私の場合)。

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