私は、マーケティングリサーチャーでもあります(首都圏から離れた今も一応現役)。

離婚に伴い、経営からは退きましたが、10年もの間、会社の代表取締役を務めていました。

たとえば、ターゲット(顧客のタイプ)を設定し、その層を獲得するためには、どのような戦略・戦術をとればよいか、それらを策定していくのも、マーケティングの一部です。

そういうことが効果を上げる領域というのは確かにあります。

 

しかし、瞑想の世界に深く入っていくにつれ、私の物事の捉え方が、変化しました。

 

いろんな方のホームページやブログを拝見していると、たとえば、インターネットを活用して、自身をブランディングし、認知を拡大し、顧客を獲得する、そんな手法もあります。

これは、かなりの部分が、マーケティング的発想によるものです。

 

私は、顧客(あるいは生徒さん、受講される方)との出会いを、そのようには捉えていません。

「仮に、100人、潜在意識のブロックを外したい人がいる」とします。

その100人に向かい、あまたいる、カウンセラーが、自分のところに来てもらおうと、あの手、この手を使う。

マーケティング的思考では、そのようになります。

100人に対し、みんなで奪い合いやら、囲い込みやらを行ない、「20人獲得した」「私は5人だった」、たとえば、そんな感じです。

私はどうかというと、何かを教える、カウンセリングをする、ということに限って言えば、「99%が縁によるもの」だと考えています。

知る術がまったくなければ、縁がつながりませんので、1%くらいは別の要素もあるでしょう。

 

「仮に、100人」という話に戻ります。

20人もの顧客を獲得した人と、5人を獲得した人、それぞれの元にやってくる人たちは、そもそも違うのです。

それが「縁」というもの。

「縁」のある人は、向こうから、こちらを見つけてきてくれます。

私が戦略や戦術において勝ったから、私と関わりをもつわけではありません。

戦略や戦術に優れている、ということも大切とは思います。しかし、そうであっても、そのベースにあるのは「縁」なのです。

そこが面白いところだと思います。

 

 

春満開

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