サイコスリラー「YOU-君がすべて-」は吹き替えがオススメ

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シーズン3が公開されました。

シーズン1は、ニューヨークの書店の店長を務めるジョーが、作家志望の大学院生ベックに興味を持つことから始まります。原作が小説のせいか、主人公が本好きのせいか、ジョーのナレーション(視点)で進行していくドラマは文学的(?)で独特な世界観の言葉で綴られていきます。

ジョーのトークがこのドラマの面白さのひとつなので、普段は字幕派の私も、字幕ではなく吹き替えで観ることを強く推奨します。

ストーカーの心性と思考の成り立ちをブラックユーモアを交えて描いていきます。身近にこんな人がいたら相当気持ちが悪いのですが、ジョーのアタマの中身のあり方自体が悪趣味なジョークなのです(具体的なアクションに至らない限りは)。認知が非常に歪んでいますが、自分なりの正義感に忠実な行動もします。なんにせよ、自分の価値観に従った行動を採ります。

ジョーはベックについての情報収集をスタート、日常的な行動も監視し始めます。ジョーは自分の愛情でベックを救いたいと思っています。ベックはジョーと付き合い始めますが、やがて彼の異常性に気づき始めます。最後にかつての恋人キャンディスがジョーの前に現れるところでシーズン1は終わります。

シーズン2では、ジョーはいろいろあったニューヨークを離れてロサンゼルスにいます。ウィルという名前で、書店併設のスピリチュアル系自然食料品店で働き、人生をやり直そうと思っています。そこで店の経営者の行動的な娘ラブと知り合います。ウィル(ジョー)はラブに惹かれて監視を始めます。料理人のラブにはフォーティという双子の弟がいます。彼は脚本家でメンタルひ弱、ラブとは精神的依存関係。姉弟の父は事業家、母は自己啓発団体のトップのようです。オーガニック、スピリチュアル、映画産業、パーティーでウェイウェイ辺りがロサンゼルスの特徴的なカルチャーという設定なのかもしれません。お母さんのトークが、スピリチュアルや自己啓発の典型ワードで散りばめられていて面白いです。

このシーズンでも元カノのキャンディスほか、いろんな要素が絡み合うことで歯車が狂い、ウィル(ジョー)は窮地に陥ります。彼がクレイジーなのは相変わらず。しかし現恋人ラブもクレイジーだった、ということに気づくときがやってきます。

シーズン3では、ジョーとラブの間に子どもが生まれています。本名がジョーだということは、シーズン2で既にバレています。ロスから郊外へ引っ越しました。

世間に向かって公言できない秘密を増やしていく一方のジョーとラブはしばしばギクシャクとした関係になります。一方で共犯関係にある者たちとしての結束も強くなっていきます。シーズン1では圧倒的な暴走を見せていたジョーが、どちらかというと妻ラブのエキセントリックさに振り回される形でクレージーな素質をフル回転させるという印象です。前シーズンまで同様、ジョーの母親との関係、生育歴にまつわるエピソードのフラッシュバックもあります。

単なるサイコパス、ソシオパスものではなく、求めている愛や家族の姿の模索、自分の愛情の傾向についての自省など、それなりに深みのある伏線も用意されています。

コロナ禍やワクチン論争も盛り込まれていて「最新作感」が感じられます。またアメリカの図書館の定番アイテム「バンカーズランプ」がここでも登場します。卓上ライトを買い替えるなら「バンカーズランプ」がいいなあと思います。

「デスパレートな妻たち」でブリー役だったマルシア・クロスを久しぶりに見ました。「デス妻」時代は若かったんでしょうね。随分、お年を召された印象でした。

コメディとしてもサスペンスとしても秀逸な「デスパレートな妻たち」
以前はAmazonプライムで追加料金なしに視聴できました。今は違うみたいです。とってもアメリカっぽい傑作サスペンスコメディとしてオススメです。
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井上 あつこ

・マーケティングリサーチャーで日本語教師

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