わたしの旅行貯蔵庫~イスラエル編

中東

イスラエルは不思議なところです。三大宗教(ユダヤ教、キリスト教、イスラム教)が共存、聖地を共有しつつも争いや諍いがあります。国家によってコントロールされている印象が希薄な一方で、それぞれの信仰生活には忠実であるように見えます。エルサレム旧市街はその城壁の内部にユダヤ教徒地区、キリスト教徒地区、イスラム教徒地区、アルメニア人地区を擁しています。

三大宗教の父アブラハム、エジプトを脱出したモーセたちが40年彷徨ったネゲブ砂漠、イエスの誕生・死・復活などにまつわる、旧約聖書や新約聖書に記述された遺跡や教会の数々があります。安息日とはもっと辛気臭いものかと思っていたら、人々はジョギング、サイクリング、犬の散歩と太陽の下で健康的に過ごしていました。文化・歴史的側面に触れるだけでもかなり満足の行く旅行となりますが、私が感じるイスラエルの魅力のひとつは「食事のおいしさ」です。

食糧自給率90%以上の農業国イスラエル。果物、乳製品、パンなど、どれをとっても非常に美味です。砂漠地が多いものの、豊かな土地であることを感じさせます。なお暮らしている人たちによれば物価は高いそうです。

イスラエル全編

【都市別】

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