受験&合格したのは2019年度の「日本語教育能力検定試験」です。1日30分、10カ月くらい勉強しました。
「日本語教育能力検定試験」に合格したので「日本語教師養成講座420時間コース」を受講した、という流れを私はとりました。あまり一般的ではないようです。「日本語教育能力検定試験」 に合格することがなければ養成講座の受講もなかったと思います。
その経緯は過去に投稿しています。
合格のために何年も勉強するつもりがなかったこと、合格率の高さ(コストパフォーマンス)から私はアルクの「NAFL日本語教師養成プログラム」を選びました。
性格やタイプにもよると思いますが、何年も勉強し続けることのほうが苦行・難行であり、1回で確実に合格することが、私にとってはラクで高コストパフォーマンスな道です。
今どういう仕組みかは知りませんが、当時は早めに申し込むと割引があり、かつ一定の条件を満たせば不合格時の返金保証があり(全額だったか定額だったかは忘れました)合格すれば5000円のバックがありました。確かQUOカードだったと思います。
どっさり教材が届いたときは「うへえ~」と思いましたが、体系だっていて教養としての学習にもなり、トータルでの “勉強した感” があってよかったと思います。
自分で設定したスケジュールに基づいて学習を進めていけばよく、自分の弱点を知ってその分野を補強すべく勉強していけば問題なく修了できます。セルフコントロールが得意な人にとっては難しいことではないはずです。
アルクがこのプログラムについて修了証や各領域の成績証明を発行してくれますが、どういう場面で活用できるのかは謎です。
ある程度学習が進んだら、どんどん 過去問題集 をやっていきます。不正解だったところを改めて、または新たに学び(出題範囲がとても広いため、自分が勉強したことから出題されるとは限りません)知識を深く網羅的にしていきます。
過去問題集はアマゾンで買うと需給の関係なのかなんなのか、不当に高い値付けがされている場合があります。中古を安く買いたい場合を除き、一定金額以上購入すれば送料無料になるので凡人社のサイトからの直接購入がよいと思います。
過去問題集には解答しか掲載されていません。「なぜこれが正答なのか」等の解説を知りたい場合、私はこのサイトを活用させていただきました。
余談です。「日本語教育能力検定試験」の名古屋会場で、アルクのテキストを広げているのは見渡せる範囲において私だけでした。8割がたはヒューマンアカデミーの赤本を使っていました。同じ学習機関の友達同士なのか、お昼休みに集まってお弁当を食べているグループがいくつかありました。彼らの通っている学習機関がヒューマンアカデミーとは限りませんが、ヒューマンの赤本で学ぶ人が多い、というところまでは分かります。
ヒューマンアカデミーに通うことなく赤本のみの購入で検定試験に合格するのが最安値の道です。5000円くらいで済むのではないでしょうか。 「日本語教育能力検定試験」は比較的難易度の高い試験と言われていますが、地頭が良ければそれで行けると思います。