所用は昨日滞りなく遂行されたので、今日はオフ日です。買い物には関心がないので、ひとりでのんびり観光できそうなランタオ島を選びました。
まずはMTR東涌線の終点東涌駅まで行きます。香港は土地が狭いので、高層のビル&マンションが多いです。地震対策は万全なのでしょうか。基礎がしっかりしていないように見えて、心もとないです。香港在住の知人によれば、広く土地を取れないので運動できるところが少なく、勉強はできてもスポーツの苦手な子どもが多いそうです。香港も日本同様、メガネをかけた人が多いことからも頷けます。
さてゴンピン360(ロープウェイ)に乗るにあたっては結構並びます。並ぶことが好きではないので普段の私だったら行先をさっさと変えるところですが、ほかに行きたいところがあるわけでなし、流れに任せました。30分くらい乗ると海抜500mの昴平駅に着きます。途中から大仏が見えてきます。
昴平駅に着きますと、まずはこんなお迎えが(お尻を向けてごめんなさい)。
その後、天壇大仏のところへ行きました。階段がなかなかの心臓破りです。「るるぶ 香港 マカオ」によれば「世界最大級のブロンズの釈迦如来像で、台座を含めた高さが34m、重さは約200トン」とのことです。また「香港ナビ」には「天壇大仏は世界的に有名なハイテク企業、中国航天科技部によりデザイン、製作されました。1989年12月2日に完成しましたが、その後周辺の整備等に時間がかかり、開眼供養をしたのは1993年12月29日」とあります。はあ?世界的に有名なハイテク企業?なーんだ新しいんじゃないですかと、ありがたみが若干ダウン。
次は寶蓮禅寺。こちらは1905年建立とのこと。「香港四大禅林の中で一番有名な寺」であるそうです。日本の禅寺と異なりキラキラしています。
こちらは心経の道です。般若心経の文言が書かれた木が立っています。38本が∞を描いていて風水的によいところだそうです。香港随一のパワースポットらしいのですが、話題作りのため意図的に新しく作られた感じがするし、ここより黄大仙のほうがパワーがあると私は思います。ともあれ心経をご堪能ください。
さてランタオ島の観光も終わりましたので、ゴンピン360に乗って東涌駅方面へ戻ります。これから中環へ向かい、香港在住の知人に会って食事をします。