井戸のある静謐な教会は、エルサレムに市郊外のエン・カレム（「ユダの山里」があったと信じられているところ）にあります。シャガール作「12部族のステンドグラス」のある病院の近くです。
外観はこんな感じです。
水路の数々にセンスのよさが感じられます。全体のバランスが絶妙です。
聖母マリアが訪ねた、エリザベス（洗礼者ヨハネの母）の家があったと言われています。聖書における偉人の母（身ごもり中）がまた別の偉人の母（身ごもり中）を訪問する、すなわち「していることは普通の人と同じ」というところに親近感を覚えます。マリアとエリザベスは “いとこ” でもあったようです。
“母の教会” ですから、全体に繊細ですね。
教会内部に “マリアの井戸” があります。美しい中庭もあります。教会の門。
左から「マリアとエリザベス（マリアは向かって右）」「ヘロデ王による幼児虐殺」です。下段左（3枚目）が何だったか思い出せません。神殿？ですかね。そして「ユダの山里」からの景色。
“マリアの賛歌” なるものが42か国語で表示されています。日本語もありました。
