エレヴァンへと戻り、市街中心部にあるカスケードへと出かけました。
[“カスケード” とは]
- エレヴァンにある記念的意味をもつデザイン建築からなる複合施設。テラス、噴水、彫刻、展示ホール等を備えた多層階段構造になっている。エレヴァン中心部とカナケル・ゼイトゥン行政区の高架地域を結んでいる。1920年代に建築家アレクサンダー・タマニャンによって作られた都市計画に基づいているが、当初のプランが壮大であったこと、後年、別の建築家から新たな提案がなされたことから、段階的に計画には変更や新しい要素が加えられてきた
- 階段と内部エスカレーターによって5つのテラスが接続している。複合施設の全長は約302m、572段の階段がある。この建築はハチュカルの要素を備えたレリーフ、ぶどうの木、ザクロ、生命の木、その他の伝統的シンボルの装飾など、ソ連のモダニズムとアルメニア建築の伝統を組み合わせている
こういうものを造ろうとしたことに関しては独自の発想力を感じますし、高い所まで上ってみると眺めもよいです。ただし随所に置かれた芸術作品らしいオブジェの展示には通底するコンセプトが感じられず、「何でも置けばいいってものじゃない」と思ってしまいますね。住宅街にある公園の遊具みたいです。






階段ではなくエスカレーターで上ることもできます。ただしエスカレーターの動きはガタついていて滑らかではありません。




広場には若者を中心にたくさんの人たちが集まっていました。
いちおうアララト山も撮りました。
