今回の旅行でお世話になったパパエルです。カバラ神聖幾何学ジュエリーデザイナーミサコさんのパートナーであるガイさんのお父さんです。この旅行の間、時間があればミサコさんに伴い、ずっと私たちを温かいまなざしでサポートしてくださいました。この羽根の絵は港にあります。
パパエルは子どもの頃、イラクのバクダッドから、すべての財産を捨てて家族でイスラエルへやってきました(バビロン捕囚の末裔だそうです)。イスラエルに入るならば、すべての財産を放棄しなければならなかったのです。すぐ近くに並んでいた女性は、ポケットに宝石か何かを隠し持っていたことがばれ、その場で銃殺されたそうです。
ミサコさんのパートナーのガイさんも兵士としてガザ地区にいたとき、爆撃により同じ建物にいたメンバーたちを一気に失ったそうです。
そういうふうに聞いてみると、衝撃的な出来事があってもユダヤ人ってメンタルの強い人たちだと思うのです。パパエルは分け隔てなく愛に満ち、ガイさんはゆるぎなく勇気のある男性です。
一方日本人は何かと傷つきやすい民族で、日常の些細なことでも「トラウマになった」「インナーチャイルドが傷ついた」等と訴えがちです(被害者意識の強い人が多い)。大きな生命の危機に晒される機会が少ないがゆえに繊細なのか、元々メンタルひ弱なのか分かりませんが、女性にも兵役がある国(2003年外務省によればユダヤ人の割合は74%)とはかなり違いますね。
ネゲブ砂漠方面で若い女性兵士をたくさん見かける機会がありました。ひとりひとりがショルダーバッグを持つように機関銃(か何か分かりませんが、銃身の長いもの)を肩にかけ、若者らしく賑やかに楽しそうにランチしていました。銃はそれぞれが管理するように命じられるので、いかなるときも各自が肌身離さず持ち歩くようです。なおイスラエル女性兵士には美人が多いです。この方も、女性兵士を経て国際的な女優になりました。⇒ ガル・カドット 1959年版の「ベン・ハー」に出ていた超美人の女優さんも、兵役を終えて映画に出演していたと思います。⇒ 「ベン・ハー」の話はコチラ
さて、港のマーケットです。
イスラエル最終日の日の入りはこんな感じでした(一応時系列に並べてみました)。
食事は “わんこそば” のように食べきれないほどのサラダ?総菜?が大量の皿数で出てくるレストランで取りました。メイン料理にたどり着くまでにお腹いっぱいです。