“シェマハの7つの墓”、“イェディ・グンバズ廟(7つのドームの意)” とも呼ばれます。ロシア占領までの18~19世紀に当地を支配していたシェマハ・ハーン家の7つの廟。最古のものは1810年。
「廟は古典的なデザインで、ドームは内外ともに白い石で覆われています」といろんなサイトに書いてありますが、“白い石” と呼ぶほどには白く感じられません。18~19 世紀に地元の石材を使って建てられたそうです。
当初あったのは9つ。うちひとつは破壊され、もうひとつも被害を受け、残っているのは7つ。アルメニア軍の攻撃を受けたため、うち4つは半壊。残存するドームは3つ。残存する廟には、シルヴァンシャー王朝の最後の統治者ムスタファ・ハーンが家族のために建てたものが含まれます。廟はイスラム教を象徴する八角形で、内部に複数の墓石があります。すなわち “ひとりにつき、ひとつの廟” という割り当てにはなっていないということです。
霊廟群ではありますが、散歩したら楽しそうで、のどかな印象です。






ここでは雨が上がっていました。