タテヴ修道院(3)啓蒙者グレゴリウス教会

スポンサーリンク

啓蒙者グレゴリウス教会の建設時期は、ひと際目立っている聖ポゴス/聖ペテロ教会よりも早く、シュニクのフィリペ王子の指示と財政的支援によって836年から848年の間だったとされています。その後、破壊と改修がありましたが、1138年の地震で完全に崩壊。1295年まで再建されませんでした。

きちんと写真を撮っていなかったため、啓蒙者グレゴリウス教会の外観がわかるようなものが残っていません。

聖ポゴス/聖ペテロ教会(写真左)と接続するかたちでグリゴール・タテヴァツィの墓(写真右)があり、向かってその右手奥にわずかに見える開口部が入口です。

内部はこじんまりとしていますが、やはり深紅のカーテンがあります。

いうまでもなく、ここでの “啓蒙者グレゴリウス” とはホルヴィラップ修道院の地下牢に入れられていたグレゴリウスを意味しています。

タテヴ修道院(1)製油場
中世に建てられた製油場を見学しました。
タテヴ修道院(2)聖ポゴス/聖ペテロ教会
キリストのふたりの使徒に捧げられた教会。元は10世紀頃に建てられました。
タテヴ修道院(4)聖母教会
聖母教会とその付近にあったもの。
タテヴ修道院(5)“カヴァサン”と“大学跡”
地震で倒れないと言われている“カヴァサン”、かつては知の集積地だった“タテヴ大学”の跡の紹介。
旅行は人生の大きな喜び(^^)v
ランキングに参加しています。
応援をお願いいたします。
↓  ↓  ↓
にほんブログ村 旅行ブログへ
にほんブログ村