聖グリゴル礼拝堂は1275年、建築家シラネスによって聖カラペト教会の北壁に増築されました。聖カラペト教会の一部に見えるので、うっかりすると見過ごしてしまいそうです。


平面の構造は長方形で、半円形の祭壇とアーチ型の壁と天井があります。




現在は使われていないのか、祭壇はガランとしていました。アーチには彩色の跡が残っていました。この礼拝堂にもエリクム3世を含むオルベリアン一族の墓が多数あります。

レンガ色の峡谷に建つノラヴァンク修道院(1)聖カラペト教会
聖カラペト教会は1227年に最初に建てられました。

レンガ色の峡谷に建つノラヴァンク修道院(3)聖アストヴァツァツィン(聖母)教会
聖アストヴァツァツィン(聖母)教会は1339年に建てられました。

レンガ色の峡谷に建つノラヴァンク修道院(4)教会の周辺にあったもの
謎の地下礼拝スペース、ハチュカルなど。

