セントレアにおります。
ハートとマインドがおっさんなので国内出張も好きですが、どちらかと言うと海外旅行のほうが好きです。
理由はふたつ。
1.飛行機に乗るのが好き。
2.海外に行くことで制限に気づき、それらを外しやすくなる。
どんな人も多かれ少なかれ、生活環境という器に合わせて生きています。ずっとそのなかにいると、自分が与えられた器に合わせた生き方をしていることに気づく機会が少なくなります。
道に合わせて80キロ自動走行モードにセットして以降、実は自分で速度を自由に変えられるのだ、ということを忘れてしまいがちです。それに気づくのが、海外という異文化に身を置いたときです。
「制限」は「抑圧」とは違います。
海外に出たことにより弾けてアッパラパーとなり、闇を陽転させることで解放された気分になる「旅の恥はかき捨て」は「抑圧」の反動に呑まれている一例です。そういうことがあってはイカンということではないのですが、ここで言う「制限」とは違うということです。
立つ舞台が変わることで違う演目や役柄が自分の内部から引き出され、新旧の内面要素が化学変化を起こす。それによって新たな自分を創造したり、過去の何かを昇華したりしていくプロセス、それが「制限」から自由になるということだと思っています。
ではバンクーバーに行ってきます。
何故か発熱してきたようで、20年以上前に行ったエジプト旅行のことを思い出します(笑)