製紙法がイスラム世界へ伝わるきっかけとなったタラス河畔の古戦場

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タラズという街はカザフスタンのキルギス国境に近いところにあります。タラス河畔の古戦場を望む高台に行きました。

タラスは天山山脈西北麓の都市でキルギス領。タラズはカザフスタンの都市で、いろんな都市名を変遷した後に1997年にタラズという名称に戻ったそうです。「タラス」と「タラズ」は似て非なるものらしい。

タラズは、6世紀以降は南カザフスタンを通っていたシルクロードの拠点となりました。751年、唐とアッパース朝の中央アジアの覇権を賭けた戦いがタラス河畔でありました。戦いの捕虜の中に製紙職人がいて、中国からイスラム世界へ製紙法が伝わるきっかけになったそうです。戦争と製紙法の伝播、直接の関係はなさそうですが面白いですね。

なお11世紀にはカラ・ハン朝の都として繁栄したとのことで「カラ・ハン朝の都」と言えばキルギスで訪れた「ブラナの塔」のあった場所もそうでしたね。

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