Wikipedia によれば、フェズという街は以下のようです。
イドリース朝、マリーン朝などのモロッコに存在した過去のイスラム王朝の多くはフェズを首都に定めていた。首都が他の都市に移された時であっても、フェズはモロッコ人にとって特別な都市であり続けている。数世代前から町に住み続けているフェズの住民はファシ(ファーシー)と呼ばれ、彼らの間では独特の方言が話されている。ファシの間にも方言の差異があり、旧市街では北部方言、新市街では南部方言が話されている。
フェズはラバト、マラケシュ、メクネス、カサブランカといった都市と共にモロッコの観光資源となっている。複雑な構造の旧市街地は迷路にも例えられ、1981年にユネスコの世界遺産(文化遺産)に「フェズ旧市街」が登録された。
①いろんな王朝を通じて首都であったことが多い、②住民には独特の方言がある、③モロッコの主要な観光資源である、④迷路のような旧市街は世界遺産に登録されている、ということです。
フェズ観光はフェズ・エル・ジェイドから始まりました。13世紀にマリーン朝が建てた王宮で「新しいフェズ」という意味だそうです。モロッコ国王が使用するため、現在のところ内部は公開されていません。日本で言うと皇居、御用邸、首相官邸みたいな位置づけでしょうか。
門は重厚感に溢れています。
これから旧市街展望の丘へ向かいます。フェズ・エル・ジェディド付近の商店です。