かつてのタテヴ修道院は封建的な組織体制をもっており、広大な土地と多数の村を所有していました。そこから献金を受け取っていたため、多大なる経済力をもっていました。農民のなかには修道院の権威を拒否する人たちもいて、修道院に対する闘争が続きました。
13世紀に建てられた製油場も、修道院が産業や経済のかじ取りをしていたことの証でしょう。
[製油場]
オリーブプレスのほか、ふたつのドーム型の保管室、アーチ型の天井のプレス室を含む4つの生産室がある。この製油場は中世に当地域に建てられたものを含め、アルメニアで最も保存状態のよいもののひとつである
かつてオイル(ゴマと米)を作っており、その設備や説明が展示されています。







