今日はパクディンまで歩きます。ルクラ標高2850mに対しパクディン2640mと、210mほど下がります。直線的に表現すれば下降ですが、上り坂あり下り坂ありの結果としての210m降下ですので、山に無縁な私には結構な運動量です。
私は顔に汗がすぐに噴き出ます。ほかのメンバー(シェルバ含む)が涼しい顔でスイスイ前に進んでいくのに対し、汗タラタラで息フウフウの情けなさ。山はいいところだけれど、私には向いていないわ、と思いながら歩きます。基礎体力の問題なのか、体質の問題なのか。少なくとも「すぐに顔に汗をかく(顔だけではないけれど)」というのは、体を鍛えたところで変えられない気がします。団塊世代の山好きのみなさんには脱帽です。
ただしこのツアー、実は「のんびり無理せず、ゆるゆる歩きましょう」というコンセプトでプラン設計されていて、一般的なトレッキングツアーの場合、もっとハイペースの行程を組むようです。
つり橋を渡り、集落を抜けていきます。木で建てられている家と石で作られている家がありました。
マニ車、マニ石がありました。こういう圧倒的に自然が力をもつところでは、自ずと信心深くなるのかもしれません。
パクディンで泊まったゲストハウスの部屋。灼熱のバンコクと異なり、日没後は特に冷えるので洗面器で足湯をしました。気持ちよかったです。