正面はタムセルク(6623m)。同行者による撮影です。2003年は4月14日がネパールの新年。ネパールはビクラム暦を採用しており、新年のはじまりが毎年変わります。
向かって右からアマダブラム、ローツェ、エベレスト、クーンビラ、タウツェ。かなり高い場所まで登ってきたことが伝わりますでしょうか。
さて今日はクムジュン⇒クンデと歩き、再びシャンボチェに戻ります。
クムジュンです。正面の山はクーンビラ。シェルパ族にとっての「聖なる山」で入山は許されていません。日本語の金毘羅は、クーンビラ(サンスクリット語)に由来すると言われています。不思議ですね。これだけ高山が連なると「どれも聖なる山じゃないか」と思いますが、どうも格付けがあるようなんですね。
クムジュンにはヒラリー卿が作った学校があります。ヒラリー卿はニュージーランド出身の登山家で、1953年にエベレスト山頂に登頂しています。
クムジュンには、雪男イエティとされる骨(?)が収められているゴンパもあります。ここに置かれている物の真偽は分かりませんが、雪男というのは存在しても不思議ではない気がします。
仏塔です。お正月ですし、ありがたいです。
クンデを回ってシャンボチェへ。私はこういう平たい道は得意なんですよ。これだったら5時間だって歩けます。川が流れていて牧歌的で、歌いながら手に持ったものを振り回しながら歩くのに最適のロケーションです。