「アルメニアのストーンヘンジ」と言われるカラフンジへ

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カラフンジはシュニク州シシアンの近くにある先史時代の遺跡で「アルメニアのストーンヘンジ」と呼ばれることがあります。ストーンヘンジよりも4000年以上も古い遺跡なので、本来ならばストーンヘンジのほうが「イギリスのカラフンジ」と言われねばなりません。

[“カラフンジ” の由来]

“石” を意味するカー/カル(アルメニア語:քար)と “音” を意味するハンゲ/フンチ(アルメニア語:հունչ)のふたつに由来すると言われている。すなわち “カラフンジ” とは「話す石」を意味する。事実として風の強い日に石が音を出すためで、先史時代にさまざまな角度で石に穴が開けられたことのよるものと考えられている。

中央の円、北の曲線、南の曲線、分離して立つ石などで構成され、計223個の石が確認されているが、附番されていない石や破片もある。石は玄武岩で高さは0.5〜3m、重量は最大で10t。

石の約3分の1には円形の穴がある。穴の内面は外面に比較してよい状態が維持されているため、起源が先史時代ではない可能性がある。長きにわたり、石が天体観測に使用された可能性が示唆されてきたが、近年の研究では穴は石を運搬するために使用されたもので、“カラフンジ” は古墳とみなされつつある。

石に開けられた穴。ガイドさんによれば「石を運搬するために使用した」とのこと

つまりは天体観測をしていたエビデンスがない、ということのようです。

周囲には小さな売店があります。私が訪れたとき、囲いはありますが、板に穴を開けただけのトイレしかなかったので覚悟してください。

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