モロッコを砂漠と思って旅行してきました。しかし、シャウエンには水がたくさんあります。
水路に沿って、遊び心満点なスポットがあります。左上はミニチュアの街。2~3枚目は絨毯を屋根の上に干しています。幼いロバちゃんもいました。
壁に描かれた絵も何だか可愛いのです。直線ではなく曲線です。壁や扉は住人が好き勝手に塗るようで、顔料がいろんなところで売られています。
シャビーで素朴な感じのところを取り上げてみました。
ここまで街全体が青くなっているのには理由があり
- そもそもは平和の象徴として
- ある時期にはユダヤ教徒にとっての神聖な色として
- 虫よけとして
つまり信条と実用性に基づいて塗られた青であり、私たち観光客は「きゃ~、可愛い~」とか「美しい~」とか感動しておりますが、街づくりのベースにあるベクトルは「環境適応」。
それがこの街のキャラ、パーソナリティの一部を成している、ということです。
人間もそれと同じで、性格とか人格とかというのはベースとなる気質や素養があるにせよ、基本的に「環境適応」によって形作られています。
こちらは街の中心部です。