世界最大のクレーター(ベン=グリオン邸の近くで、3つの巨大なクレーター状の浸食があるところ)のあるミツペ・ラモンでは、イスラエル空軍の軍事訓練が行われていました。ブルーインパルスもびっくりの飛行で、真上への急上昇、真下への急降下の距離がただごとではありません。旋回、回転もすごかったです。
軍事的エリートからなる空軍に属するには適性が大きくものを言い、それがいいことか悪いことかは別にして、才能やセンスが見出されると小学生の頃からスカウトを受けるそうです。小学生の段階でどんなところに才能を垣間見るのかはよく分かりませんが、連絡網のようなルートがあるようですね。
すごいところに家があります。
注)
- ミツペ・ラモン → ネゲブ砂漠の中央に位置する都市。1951年にエイラットへの道を拓く労働者の野営地として建設された。
- 世界最大のクレーター → 隕石の衝突によるものではなく、浸食作用による円形の谷。長さ45㎞、幅は8㎞に及ぶ。マクティシュ・ハガドル(大クレーター)、マクティシュ・ハカダン(小クレーター)、マクテシュ・ラモン(ラモン・クレーター)からなる。