イスラエルの初代首相ベン=グリオンが、引退後、暮らしたネゲブ砂漠の家にも行きました。“スデーボケル” (Sde Boker) というキブツ(イスラエルにある集団農業共同体)です。
とても勉強家であったようで、砂漠の緑地化や食糧自給率の向上を目指した取組みをしたそうです。
イスラエルが世界に対して強気の意思表示をするのは、もちろん帰還したユダヤ人としての思い、軍備への自信もあるのでしょうが、90%以上という食糧自給率の高さ(自立性の高さ)を外すことはできません。
あの過酷な自然環境にありながら、農業人口において、日本の50倍の生産性を誇っています。
砂漠ですが、木があり、花が咲いていました。鹿もいました。