[複合施設の構造]
ガヴィト(主聖堂)は ①聖母教会、②聖泉礼拝堂、③石窟礼拝堂のジャマトゥン の3箇所に接続
今回は上記②と③を見ていきましょう。
聖泉礼拝堂(ガヴィト ⇒ ②)
“アヴァサン” とも言われるようです。ガヴィトに比較して、さらに深淵感があり、ひっそりした感じです。岩を削って作られました。
聖泉の名の通り、水が湧いています。岩の柱や壁にハチュカルが刻まれています。






石窟礼拝堂のジャマトゥン(ガヴィト ⇒ ③)
“ジャマトゥン” とは “ガヴィト” のように主スペースの手前に設けられた小部屋であり、1283年に完成。
鎖で繋がれたライオンと鷲のレリーフは当時勢いのあったプロシアン一族の紋章。聖母教会とは異なる一族のものです。“ジャマトゥン” は岩をくり抜いて作られています。柱の手前の床に並べられているのは一族の墓だそうです(写ってないですね)。




岩窟建築のゲガルド修道院(1)道のり&修道院をざっくり説明
エレヴァンからの道中のエピソード。加えてゲガルド修道院についての説明。

岩窟建築のゲガルド修道院(2)“ガヴィト”と“聖母教会”
まずはガヴィト(拝廊)に入り、聖母教会へとアクセスします。

岩窟建築のゲガルド修道院(4)“石窟礼拝堂”と“上のガヴィト”
ジャマトゥンの奥にある石窟礼拝堂、一旦外に出て上った所にある別のガヴィトについて。

岩窟建築のゲガルド修道院(5)門前の様子
スイーツ類を売っている店が多く見られました。