降誕教会に隣接する聖カテリーナ教会

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聖カテリーナ教会は、降誕教会に隣接こそしていますが趣はまったく異なります。中庭のようなところがあり、そこに像がある聖ヒエロニムスは新約聖書をラテン語に訳した人です(ギリシャ語新約聖書をベースにヘブライ語聖書も参考にしながら訳したそうです)。その功績により、キリスト教がより広い地域に広がることとなりました。

聖ヒエロニムスの足元にある頭骸骨は、彼を支えたローマの婦人パウラのもので、彼女の死後、その骨を傍らに翻訳作業を進めたそうです。

美しい礼拝堂です。左の写真のステンドグラスには、東の国の占星術の3人の学者がマリアとイエスのところへやってきたときの様子が描かれています。新約聖書によれば「黄金、乳香、没薬」を贈り物として捧げています。夢のお告げに従い、後にベツレヘムの2歳以下の男の子を殺すよう命令を下すことになるヘロデ王を避けて、3人の学者は自分たちの国へ帰りました。ヘロデ王はイエスがユダヤ人の王になるべく生まれてきたことをとても恐れました。

壁に掛けられた絵です。十字架を背負ったイエスを十字架に打ち付け、その遺体を降ろすまでの様子です。

聖ヒエロニムスが聖書の翻訳に情熱を注いだ地下の部屋があります。なぜ暗い地下で翻訳したのでしょう。アンダーグラウンドですべきことだったのでしょうか。明るい場所で作業をするほうがよさそうなものです。

随所に何か意味ありそうな模様があります。

その他、聖カテリーナ教会のいろいろ。

閉じた扉と開いた扉。

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