1979年、イランの学生たちにより、アメリカ大使館が襲撃・籠城されました。
当時の様子が資料館として、現在は外国人にも公開されています。
「アルゴ」という映画を見ると、もっといろいろ理解できます。
映画「アルゴ」を観た
テヘランの旧アメリカ大使館を見学したので、それを元に映画化した「アルゴ」を観ました。
資料館はイランの立場から表現されています。
当時の通信機器、CIAの部屋、イラン学生によって書かれた壁のメッセージなどが見られます。
昔はこんなもの(?)で通信していた、できていたんだなと思います。
このシュレッダーが、かなりキモです。詳しくは映画「アルゴ」をご覧ください。
CIAの部屋。こちらで機密事項がやりとりされたと聞きました。
学生たちによるメッセージ、あるいは決意表明。文字の読み取り、訳は間違っているかもしれません。
این لا نق جاسوسی
これはスパイではない
تعطیل باید گردد
閉鎖すべきだ
درود بر خمینی
ホメイニに平安あれ
こういう事件を肯定するわけではありませんが、若い人たちに、こういった爆発的エナジーがなくなったかに見える今が不思議です。オバサン世代のたわごとです(笑)
当時籠城した学生達の何名かは、イラン・イラク戦争で亡くなったそうです。
私たちのグループは、女性はあまり関心を示さず、男性はものすごく興味をもち、諜報モノが大好きな私の感性は、オッサンに近いということが確認されました。