「殺人を無罪にする方法」人間&事実関係の整理(盛大にネタバレ)

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シーズン1~6について、大筋での人間関係と事実関係(誰が誰を殺したのか)を整理しました。このドラマではフラッシュフォワード、フラッシュバックの手法がよく使われ、視聴者目線では後から明らかにされる事実も多いです。ある人物の死に関わっているのがひとりではないケースもあり、死に至らしめていなくても「自分が殺した」と思い込んでいる場合もあり、意図あって「自分が殺した」ことにしている人もいて一筋縄ではいきません。

「殺人を無罪にする方法」の感想は別投稿にて。改めてシーズン1から見返してみて、とてもよいドラマだったことに気づきました。

[物語の中心人物]

  • アナリーズ・キーティング(弁護士/刑事法教授/サムの妻) → 黒人女性。ローズ(ウェスの生母)の自殺後、交通事故によりに妊娠中の男の子(夫サムとの子)を失う。幼いウェスを養子にしようと考えたが、サムに反対される。刑事レイヒは愛人、元恋人として冤罪専門の女性弁護士イブがおり、バイセクシャルである。子どもの頃、叔父クライドから性的虐待を受けていた。

[アナリーズ子ども時代の出来事]

  • オフィーリア(アナリーズの母) → 娘アナリーズに性的虐待を行っていた夫の兄弟(クライド)を焼死させる。

[10年前の出来事]

  • ローズ(ウェスの生母) → 黒人女性でハイチからの移民。12歳のクリストフ(ウェス)の母で、子の父は雇い主。ウェスを残して自殺し、その死に弁護士アナリーズが関与。アナリーズはその責任を感じているが、ウェスはそれを知らない。

[アナリーズ弁護士事務所のスタッフ]

  • フランク(スタッフ) → 服役中にサムとアナリーズの夫婦によって助けられた恩がある。汚れ仕事担当。キーティング5(後述)のローレル、同僚のボニーと肉体関係があった。後にロースクールで学ぼうとする。ローレルに対し報われない愛、ボニーに対し同志的な深い愛情を抱く。シーズン6の終わりに「ある事実」を知って暴走する。
  • ボニー(アソシエイト弁護士) → 白人女性。父を含む複数による性的虐待の被害者だった。裁判を通じ、アナリーズに弁護士を目指すようアドバイスされ雇われる。アナリーズの夫サムに好意をもつ。キーティング5(後述)のアッシャー、同僚フランクと肉体関係があった。アナリーズに解雇された後は地方検事補として働き、検事補のミラーと恋仲になる。検事局を解雇された後、アナリーズと同じ弁護士事務所(カプラン&ゴールド)に勤務するようになる。

[インターンに選ばれた5人の学生(キーティング5)+1人]※ ネタバレ要素あり

  • コナ― → 白人男性でゲイ。不特定とのアバンチュールを好み、ミカエラの婚約者とは寄宿学校時代に関係があった。オリバー(ハッキングが得意)とパートナー関係になる。集団訴訟の再審に参加する特別クリニックのメンバーに選ばれる。
  • アッシャー → 白人男性で連邦判事の父をもつ。お調子者で女性にもてないが、ボニー、ミカエラ、コナ―の母親と関係をもつ。アナリーズに解雇されてから仕事をしておらず、特別クリニックのメンバーからも外れたため、地方検事局の実習生となる。
  • ミカエラ → 黒人女性。養子として育ち上昇志向が強い。資産家やエリートとの結婚願望がある。アッシャーとはセフレと恋人の間を行ったり来たりする。アナリーズに解雇されてローレルの父の会社の顧問弁護士事務所(カプラン&ゴールド)の実習生になる。特別クリニックのメンバーに選ばれる。
  • ローレル → メキシコ系(マフィア系)資産家の娘。アナリーズ弁護士事務所のフランクと寝ていたが、ウェスの子(クリストファー)を身ごもり出産する。アナリーズに解雇されて地方検事局の実習生となる。特別クリニックのメンバーに選ばれる。その後、弁護士事務所(カプラン&ゴールド)の実習生になることでクリストファーの託児所を得る。
  • ウェス → 黒人男性で補欠合格。ほかの学生たちからは「えこひいき」だと思われている。隣人レベッカに惚れ、殺人の容疑者となった彼女を助けようとする。医学生メギーと別れた後、ローレルとの間に子どもができる。
  • ガブリエル → キーティング5ではない。シーズン4の終わりから登場。転入生であり、2年生でありながら特別クリニックのメンバーに選ばれる。ミカエラに接近する。サムと前妻(ヴィヴィアン)の子であることが明らかになる。

[アナリーズのパートナーたち

  • サム(心理学教授/アナリーズの夫) → 白人男性。教え子のライラを妊娠させる。前妻(ヴィヴィアン)もアナリーズと同じ黒人女性。
  • レイヒ(刑事/アナリーズの愛人) → 黒人男性。アナリーズと浮気していた頃、末期がんの妻がいた。アナリーズとくっついたり離れたりしながら、それなりの協力と裏切りをする。アナリーズに起因する理由で失職したり復職したりで刑事、警官など立場が変わる。地方検事局に一時期勤務する。
  • イブ(死刑・冤罪専門の弁護士/アナリーズの元恋人) → 白人女性。アナリーズとはロースクール時代からの友人であり、かつては恋人同士だった。随所でアナリーズを助ける。

[殺された人たち(時系列・一部)]※ ここは特にネタバレ

  • アナリーズとサムの子ども → ウェスの生母ローズの雇い主(ウォレス)に買収されたフランクによって、交通事故を仕組まれ死産に至る。
  • ライラ(サムの教え子) → サムの子を妊娠。サムの指示を受けたフランクによって殺され、女子寮の貯水タンクに投げ込まれる。
  • サム(心理学教授/アナリーズの夫) → ライラの遺体が発見された後、自宅でキーティング5(アッシャー除く)ともみ合いとなり、避けようとしたミカエラによって階下に落とされる。一旦気を失うが意識を回復し、レベッカの首を絞める。レベッカを救おうとしたウェスによってトロフィーで撲殺される。
  • レベッカ(ウェスの隣人/ライラの友人) → 不遇な育ちで麻薬による逮捕歴あり。ライラ殺しの容疑をかけられる。隣人ウェスに心を許すようになるが、ボニーに殺される。
  • ニア(ネイトの妻) → 末期がんだった。夫ネイトによって薬剤を投与されての安楽死。
  • シンクレア(地方検事補) → アナリーズに関する情報を流すようアッシャーに取引を迫る。判事である父の自殺にショックを受けたアッシャーによって車で轢き殺される。
  • ウォレス(アナリーズのかつての依頼人/ウェスの父と目された富豪) → フランクによって射殺される。
  • ボニーの父 → 性犯罪者で服役中、医療刑務所に潜入したフランクによって毒殺される。
  • ウェス(キーティング5のひとり) → ローレルの父の手下ドミニクによって殺害される。
  • ミラー(地方検事/ボニーと職場恋愛) → 刑務官に父が殺害されたことについて、ミラーの関与を疑ったネイトによって瀕死の状態に。その後、恋人のボニーによって窒息死させられる。
  • アッシャー(キーティング5のひとり) → FBI捜査官によって殺される。

[殺した人数(アナリーズ周辺の人物のみ)] ※ ここもネタバレ

  • フランク → 7人(アナリーズの子/ライラ/ウォレス/アナリーズに雇われた探偵/ボニーの父/ローレルの父の手下ドミニク/知事のリン)
  • ボニー → 2人(レベッカ/ミラー)
  • レイヒ → 2人(ニア/ローレルの兄ザビエル)
  • ウェス → 1人(サム)
  • アッシャー → 1人(シンクレア)
  • ガブリエル → 1人(母ヴィヴィアンの恋人ポール)
きちんと観るとすごいドラマ「殺人を無罪にする方法」
「殺人を無罪にする方法」シーズン1~6の感想です。いろんな視点から楽しめるドラマでした。
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