カスピをあとにして、チアトゥラ(Chiatura)の“ムグヴィメヴィ修道院(Mgvimevi Convent)” へ。尼僧による修道院です。
急な階段を上ってアクセスします。けっこう息が切れて疲れます。聖母マリアの降誕を祝福する13世紀の建造物。タマル女王の治世下、貴族であるラティ・カハベリゼ王子によって創建されました。
モンゴル・タタールの侵攻によって幾度となく襲撃を受けました。しかし難攻不落で作戦は失敗に終わっています。


この修道院ならびに教会は岩から削り出されていないのが特徴で、洞窟とつながるかたちで手前に建物が作られています。
正確な構造を理解していませんが「洞窟の入り口の東には、神の母の降誕の本教会、伝統的なジョージア様式の装飾が施された身廊がふたつある大聖堂がある」とのこと。



ってことは、こちらが大聖堂ですよね。





聖カタリナ教会。クリスチャンしか入ることはできませんでした。

鐘楼と修道院(住居部分)は19世紀のものがメインで、2014年に建てられた近代的なものもあるとのこと。
