味も素っ気もない写真が国境、アゼルバイジャン側。
私は2010年に取得したバスポートを、2013年から「INOUE」姓に変更して使用しています。
切替申請(新しくパスポートを発給)するよりも、訂正申請(今までのパスポートに姓が変わったことを注記)のほうが手数料が安いからです。
以降10回以上海外に出掛けていますが、すんなり通れなかったのは新疆ウイグル自治区(国内線だったのですが)とアゼルバイジャン(陸路入国)だけ。
入国審査は陸路のほうが厳しいように感じます。アゼルバイジャンの場合、パスポートの電子情報の姓とビザの姓が一致しないので、照会のために待たされました(なおアゼルバイジャンのビザは、2018年時点では、オンライン申請で自分で簡単に取得できました)。
対してイランビザは、申請書に旧姓と今の姓を記載しているにも関わらず、前の姓で発行されていて、飛行機のeチケットの予約名と一致していませんでした。
代理申請してくださった旅行会社の問い合わせメールに対し、イラン大使館からは「それで大丈夫です」と回答者の名前なき、超短文の日本語によるお返事がありました。
旅行会社の方から、入国審査で揉めたらこれを見せろと、大使館とのメールでのやりとりと、google先生の翻訳画面のコピーを渡されました。
「それで大丈夫です」→「that’s ok」
これを水戸黄門の印籠のように(古っ!)取り出すときがいつ来るかと楽しみにしていたにも関わらず、イランの空路の入国審査はビザがあることの確認くらいしかしていないようで、すんなり10秒以内で通過できました。
あなたのおっしゃる通り「それで大丈夫でした」
アゼルバイジャンではアルコールを飲むことができます。普段お酒は飲みませんが、海外旅行に出かけたときは、その土地のものを飲んでいます。
ただっぴろーい、地平のようなドライブインに立ち寄り、軽食を取ります。料理の口に合い度「イラン<アゼルバイジャン」という予感がしますね。ファラフェルですかね、チーズや肉がとてもおいしかったです。