“シェマカ”、“シャマキ” 等と表記されることもある。シルクロードの主要な町のひとつとして知られる。民族や支配の関係でトルコ語、ペルシャ語などが使用されてきたが、現在はアゼルバイジャン語、ロシア語など。
古代にはペルシャ帝国の一部。中世の8~15世紀はシルヴァンシャー王国の首都。12世紀にはインドや中国と経済的、文化的な関係を維持。中央アジアの都市とも関係を持っていたことがわかっている。18世紀以降、しばしばロシア軍が侵攻。オスマン帝国が支配した時期もある。1859年の壊滅的な地震までは、ロシア帝国シェマハ・ウズドの首都だった。
コーカサスで最も地震の多い地域に位置し、特に1191年と1859年の被害は甚大で首都バクーに移された。