政治的謀略に立ち向かう?「ナイト・エージェント」シーズン3、エピソード1~5

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高コスパなエージェントドラマ「ナイト・エージェント」(シーズン1・2)
アメリカの人気ドラマ。まだ書いていなかったので取り上げました。

2月19日にシーズン3が公開されました。ちょうどオリンピック冬季大会と重なっており、ドラマ視聴の優先度が低くなった人もいそうですね。

シーズン3も10エピソードからなります。本記事ではエピソード1~5を取り上げます。

カッコ内は私が適当に付けた括りで、各エピソードには異なる正式のタイトルがあります。

シーズン1・2の記事にも書いていますが、“ナイト・エージェント” とは “アメリカ諜報機関の幹部による腐敗や背任を調査する極秘プログラムに従事する者” であると私は解釈しています。

あらすじ

エピソード1(導入-前提の説明)

23年前、子どものピーターはレゴブロックで遊んでいます。ガンを患っている母は息子に言います。「約束してくれる?いつも正しいことをするって。難しくてもね」と。恐らく母親と約束した「いつも正しいことをする」が、ピーターの信念として刻み込まれているのでしょう。

そして現在。ピーターは船を操縦して指定された場所へ。それを男(マイケル)が出迎えます。ビクターという名を使い、サンドリンに面会。たくさんの紙幣を渡したビクター(ピーター)は原子力潜水艦に関する機密情報にアクセスするパスワードを知らされます。マイケルとサンドリンはアメリカ国防総省の人間のようです。船で陸から離れたピーターは、無線機で「始めろ」と言います。別の船がマイケル&サンドリンの身柄拘束へと向かいます。

ベネズエラ上空。ピマ12便の機内では男女(スコットとアミラ)が話しています。旅客機にミサイルが撃ち込まれ、機体は炎に包まれます。アメリカ人157名が死亡。テロ攻撃によるものでした。

ピーターはFBI副長官エイデン・モーズリーと待ち合わせ。多数の犠牲者を出したピマ12便撃墜事件について犯人と犯行目的を探るよう、大統領から指示が出たことを副長官は伝えます。ふたりの会話から察するに、ピーターはマイケル&サンドリンのケースのような、政府機関内の不正を取り締まる任務をいくつも担当してきたようです。

彼は1年経った今も、情報の仲買人(※ 字幕では “ブローカー”)ジェイコブ・モンロー(シーズン2から登場)からの連絡を待っています。次の任務としてワシントンで起きた事件(財務省の金融犯罪取締ネットワークが関与したと思われる)を与えられたピーターは、関わりがあるとみられるジェイ・バトラを追ってイスタンブールに赴きます。

街のレストランでジェイ・バトラの目撃情報を確認。後を追うと、彼は駅のコインロッカーに何かを隠して逃走。ロッカーに入れてあったものを、やってきた女性が取り出します。ピーターは、その女性イザベルの周辺と受け渡したものを調べます。

ジェイ・バトラにはピーターとは別に追手がいました。ピーターは追手を撒いて、ジェイを手元に置きます。そしてとある報告書について、怪しい動きがあったことを知ります。報告書のコピーは、ジェイがイザベルに渡していました。

ジェイはピーターに「大金がアメリカの企業から暗号通貨ウォレットに流れているが、それはテロリスト集団のものである可能性がある」ことを告げます。

ピマ12便爆破を行ったテロリストたちにアメリカ企業(ペーパーカンパニーがほとんど)が資金を提供していたとなると、ことは重大です。そんなとき、ピーターの携帯電話にジェイコブ・モンローから着信。ジェイコブは、ジェイの身柄の引き渡しを求めているようです。

エピソード2(救出作戦の失敗)

冒頭で、イザベルがイスタンブールへ渡った経緯が描かれます。リークサイトで同僚マイクが見つけてきた文書に目を通したイザベルは、ジェイを探すためにイスタンブールへ行くことを決意。いっぽうのマイクにはFBIからの聴取が入ります。

ピーターの上官キャサリンは情報仲買人ジェイコブの逮捕にこだわりましたが、FBI副長官エイデン・モーズリーはジェイの引き渡しに反対。ピーターは “ジェイを渡すフリ” を提案しますが、その後、上位者ふたりの意見はジェイを引き渡す(その後に救出する)方向でまとまっていきます。

フィナンシャル・レジスターの記者イザベルとマイクは、フィンセン(アメリカ財務省の金融犯罪取締ネットワーク)に不正に関する報告書を提出した銀行のコンプライアンス担当者ヴァーノン・タイヴェックを訪ねます。

合同テロ対策チームによるピーター&ジェイ救出作戦は失敗。ピーターは解放され、ジェイはジェイコブらに連れ去られます。

フィナンシャル・レジスターのマイク、FBI上官のキャサリンが命を落とします。

エピソード3(ピーターとイザベルの和解)

6年前、FBIアカデミーの実習風景の回想(シーズン1で登場したシスコ・ジェンキンズが出てくる)。訓練の重要性をシスコに説くピーターの姿から始まります。

情報仲買人ジェイコブによって、上官キャサリンを失ったピーターは平常心でいられません。久しぶりに対面したジェイコブについて、痩せて病身のように見えたことを副長官モーズリーに伝えます。

アメリカ大統領リチャード・ヘイガンは、選挙戦で借りのある情報仲買人ジェイコブがピマ12便爆破テロに関わっているかもしれないと聞き、彼が再び目の前に現れることを予見。

記者イザベルは同僚マイクが待ち合わせたバーに残したバッグを受け取りに行き、カメラ映像に移った不審な男の姿を確認。再びヴァーノン・タイヴェックに会いにいくと、彼はキッチンで倒れており、覆面姿の男に居合わせます。ピーターが現れ、覆面を取った男は現場から車で逃走したかのようで、実は室内にいて外に出たピーターとイザベルを見つめています。

ピーターはイザベルと協力体制をとろうと考えますが、ジャーナリストとして、イザベルは報道の自由を保障するよう迫ります。

「バーナーズ・レア・ブックス」をフレヤ・マイヤーズが訪れます。そこにはジェイコブ・モンローがいました。ジェイコブは彼女の10年来の顧客のようです。

大統領夫人のもとへ不審人物が侵入。ピーターの元にアダムという新しい相棒がやってきます。それは大統領ヘイガンの指示によるものとアダムは語ります。

エピソード4(触れるのが困難な闇)

ピーターがFBI副長官モーズリーに問い合わせると、アダムはナイト・アクションの新しいエージェントであることを知っていました。しかし大統領の指示でピーターの元にやってくる手筈になっていたことは知らない、とのことでした。ピーターは大統領が送り込んだスパイを疑いますが、とりあえずアダムと組みます。

いっぽうで死んだマイクの情報源と思われるジョージ・ランシング議員に接触しようと、ピーターはイザベルと動きます。彼女は議員の保養地バロー・バレー・ハンティング・ロッジへと招かれ、VIP担当のコンシェルジュによって案内されます。

狩りに適した保養地には、殺し屋の父と幼い息子が野営の準備をしています。父には隠された任務があるようです。

ピーターはスタッフ募集の応募者を装って、バロー・バレー・ハンティング・ロッジへ潜入。ランシング議員はイザベルを懐柔しようとして失敗。ピーターも近くにいますが、殺し屋(“The Father”)もターゲットから目を離しません。

シークレットサービスのチェルシー・アリントンは、侵入者と大統領夫人が寝室に共にいた8分間と彼女の行動、侵入事件に関するホワイトハウスの声明に違和感をもちます。声明のなかでチェルシーの個人名を明らかにした点にも不信感を抱きます。

ピーターはバロー・バレー・ハンティング・ロッジで議員の使っている部屋 “アンカーポイント” について調べます。イザベルは議員の誘いで狩りに出かけます。議員に銃で撃たれそうになったところをピーターによって救われますが、議員は別の者によって射殺されます。鹿を追って立ち入り禁止区域に足を踏み入れた幼い息子は、暗殺者が父であろうことを察します。殺し屋は次にピーターとイザベルを狙い、新エージェントのアダムが殺し屋を撃ちます。

エピソード5(誰かが嘘をついている)

冒頭で、大統領リチャード・ヘイガンとナイト・アクション新エージェントのアダム・ハーヴェスマンが古くからの知り合いであることが示されます。

アダムによって命を救われたピーターとイザベルは、彼の家にいます。アダムもジェイ・バトラの事件について独自に調べを進めているようです。

恐らく大統領はピーターに疑いの目を向けており、その監視と確認のためにアダムを投入。ピーターもアダムが信じるに値する仲間かどうかを確信できていません。

殺し屋は雪原を調べ、ピーターが投げたイザベルのスマートフォンを発見。データを抜き取ります。アダムに撃たれた腕の傷が、かなり痛むようです。

アダムは、LSEの暗号通貨ウォレットと取引が一致したペーパーカンパニーの登記代理人がすべてアデーレ・モースであること、カジノのオーナーであるデビッド・ハトソンが絡んでいることをピーターとイザベルに話します。

デビッド・ハトソンがジョージ・ランシング議員への大口寄付団体「ヒーロー・イン・ヒーリング」の共同創立者であったことから、ピーターとアダムはカジノへ潜入。そこから情報を得ようとしますが警備が堅く、ふたりは薄氷を踏む思いで苦戦します。スマホやPCからコピーしたデータが証拠となり、デビッド・ハトソンは資金洗浄やテロ資金供与により逮捕されます。しかし情報仲買人ジェイコブとのつながりは不明瞭なまま。

シークレットサービスのチェルシー・アリントンは長年執事を務めたブライアン・モットの射殺について、彼の弟のヘンリーから抗議を受けます。彼女は事件当時の映像、ブライアンの口座の記録を当たり、”Corepoint Dynamics” からの入金をマークします。

ホワイトハウスで働いているチェルシーと婚約者のテオは、大統領夫妻のディナーに招待されます。チェルシーは執務室のデスクの引き出しから、スマートフォン(ブライアン・モットの所持品?)を持ち出します。彼女は大統領夫妻の動きに怪しいものを感じ、”Corepoint Dynamics” についてピーターに連絡。ピーターはイザベルに思い当たるところを訊ね、情報仲買人ジェイコブの周辺にチラつく「キンケア信託」の影がそこにもあることに気づきます。

いっぽう情報仲買人ジェイコブらに拘束されているジェイ・バトラは、LFSの暗号通貨ウォレットに新たな入金を確認。休眠状態のウォレットに入金を確認して間もなく、ピマ12便爆破事件が起きたことから、さらなる事件が起きるのではないかとジェイはジェイコブに告げます。

「キンケア信託」について情報源があるとピーターに話すイザベル。ひとりで情報源に接触すると言い、ピーターは彼女を尾行します。

登場人物

[FBI/ナイト・アクション関係者]

ピーター・サザーランド(主人公):FBI捜査官。ナイト・アクション(FBIの極秘捜査プログラム)の “ナイト・エージェント”。父もFBI捜査官で、国家反逆を疑われて不名誉な死を遂げた

エイデン・モーズリー:FBI副長官

キャサリン・ウィーバー:工作責任者。ピーターの上官にあたる。シーズン2から引き続き登場

シゲル・アンドウ:FBIの汚職捜査官。生身の人物は出てこない。写真と名前だけ

ハイモア:合同テロ対策チームの指揮官

シスコ・ジェンキンズ:ピーターのFBIアカデミーでの仲間。シーズン1の登場人物だが既に死亡しており、シーズン3では回想シーンに登場

アダム・ハーヴェスマン:ナイト・アクションの新しいエージェント。ピーターの相棒になることを大統領から指示される

[ホワイトハウス関係者]

チェルシー・アリントン:シークレットサービスのメンバー。シーズン1・2から引き続き登場

テオ・ミラー:ホワイトハウスで働くスピーチライター。チェルシー・アリントンにプロポーズする

リチャード・ヘイガン:アメリカ大統領。妻はジェニー。子どもが4人いる。シーズン2から引き続き登場

ブライアン・モット:7年以上、ホワイトハウスに執事として勤務していた人物。ヘンリーという弟がいる

[テロ関係者]

ラウル・ザパタ:個人名か組織名か不明ながらテロリスト。その配下にあるグループがLFS(ラ・フエルザ・デ・ソベラニア)

ジェイコブ・モンロー:情報の仲買人(インテリジェンス・ブローカー)。シーズン2から引き続き登場

ダニベン:ジェイコブらの一味。シーズン2から引き続き登場

息子と暮らす殺し屋:配役リストには具体的な氏名ではなく “The Father” とある。息子の年齢に対して、やけに歳を取っているように見える

デビッド・ハトソン:本名はディエゴ・モラレス。LFS(ラ・フエルザ・デ・ソベラニア)に資金提供の疑いがもたれる、負傷兵を対象とした非営利団体「ヒーロー・イン・ヒーリング」の共同設立者。アトランティック・シティのカジノ「シーサイド・パラス」のオーナーでもある。妻はパム。浮気相手はメアリー

[その他]

ジェイ・バトラ:28歳。フィンセン(アメリカ財務省の金融犯罪取締ネットワーク)のジュニアアナリスト。当初FBIは、彼がフィンセンから機密を盗み、上司のベンジャミン・ウォレスを殺害したと考えていた

イザベル・デ・レオン:フィナンシャル・レジスターの記者。ジェイ・バトラから報告書のコピーを受け取る。マイク・フォンセカリタは同僚

ヴァーノン・タイヴェック:フィンセンに報告書をあげたウォルコット・キャピタル銀行のコンプライアンス担当

フレヤ・マイヤーズ:金融関係者。シーズン5までを観た限りでは、所属はよくわからないがウォルコット・キャピタル銀行の可能性がある

エメット・チャービン:知事。妻はリディア

ジョージ・ランシング:上院議員。マイク・フォンセカの情報源。負傷兵を対象とした非営利団体「ヒーロー・イン・ヒーリング」から寄付を受けている

ブレンダ:保養地バロー・バレー・ハンティング・ロッジのVIP担当コンシェルジュ

エピソード1~5の感想/メモ:怪しい人物が出揃った

FBIナイト・アクションのエージェントであるピーターは主人公なので、彼は正義の味方であるとして、登場する人物の多くに何かしらの疑わしさがあることがエピソード5までに描写されます。

情報仲買人ジェイコブは言うに及ばず、大統領ヘイガン夫妻、シークレットサービスのチェルシー・アリントンの婚約者でスピーチライターのテオ、大統領の命を受けてピーターの相棒となった捜査官アダムなど。

ピーターと協力体制にありはするものの、イザベルも最終的に態度を翻すかもしれず、FBI内部には汚職捜査官(内通者)もいることから「副長官モーズリーも結局のところ、どうなんでしょう?」と疑心暗鬼に陥ります。過去の経緯からシークレットサービスのチェルシーは信じられそうな気がします。

エピソード5を観る限り、情報仲買人のジェイコブはフィンセンのジェイ・バトラを大切に扱っているみたいで、ジェイコブの最終的な目的は何なのか、それも気になるところです。

シングルファーザーの殺し屋という設定も、ときどき息子が利いた動きをすることで父子と全体の物語に方向づけを行う機能を果たしていて面白いと思いました。

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