



あっと言う間にシーズン2の最終エピソード。
視聴すればわかりますが、このままでは尻切れトンボなので、シーズン3の公開が比較的近未来に予定されています。
エピソード6に至り、“ジョナサン+バジル+サリーの白い騎士たち” vs “MI6マイラと武器商人リチャード・ローパーが率いる腹黒い人たち” の激しい異種格闘技戦を観ている錯覚を覚えました。
国際執行機関(International Enforcement Agency)の元メンバー(レックス・メイヒュー/アンジェラ・バー/ジョナサン・パイン)、ナイト・アウル班(アレックス・グッドウィン/サリー・プライス・ジョーンズほか)の勢力が頭脳と肉体を駆使しているにも関わらず、完膚なきまでにやられっぱなし。結局のところ、リチャード・ローパーが勝つのでしょうか。
…というところで、シーズン3へと続きます。
あらすじ
※ 赤字はすべて同一人物(ジョナサン・パインとその偽名)
※ 青字は同一人物(リチャード・ローパーとその偽名)
テディ(エドゥアルド)はカブレラ(反政府武装活動の容疑で逮捕状を出されている政治家)の野営地への “納品” を父ギルベルトから命じられます。彼はその情報をジョナサン・パイン(マシュー・エリス)に流します。
一方でジョナサンは、リチャード・ローパー(ギルベルト)からの提案(ロクサーナと積み荷リストを引き渡せば5000万ドルの見返りを用意する)を断ります。その条件のうちロクサーナの引き渡しについて言えば、ローパーは既に彼女とつながっているため不要となっています。しかしジョナサンはそれを知りません。
ジョナサンらは輸送機の針路を変えるため、ロンドンのバジルと連絡をとることにします。また国内外から注目を集めるために、最高裁判所長官コンスエロを活用しようと考えます。
テディと合流するため車を走らせるジョナサンと私立探偵マルティン。そこへロクサーナから電話が入ります。「サバネータ行きのバスに乗った。助けて。タヴォは走って逃げた。どこへ行ったか知らない」と彼女は言っています。果たしてロクサーナはジョナサンとリチャード、どちら側の人間なのでしょうか(ローパー側に付いたように見えますが、「どちら側でもない」というのだってありえる)。バスを降りたロクサーナを、ジョナサンはピックアップするつもりだったようで、テディとの合流地点に向かっていた車はルートを変えてバス停を経由します。
いっぽう、弁護士フアンとテディはカブレラの野営地へと向かいます。道中の会話から、ロクサーナがローパー側に寝返り、マシュー・エリスの始末に向かって動いていることをテディは知ります。
その頃、ジョナサンはバス停で降車したロクサーナを助け出そうと考えていました。その様子を監視カメラ映像で確認しているローパー。ロクサーナを使ってジョナサンをおびき出し、攻撃を仕掛けるつもりなのかもしれません。
テディは「カブレラに到着を伝える」ために車外に出ます。カブレラへの電話を装って「ロクサーナに近寄るな」とジョナサンに忠告。機転をきかせたジョナサンは、自分たちが別の車で待機しているかのように見せかけ、ロクサーナとローパーを試します。
テディが電話したのは確かにカブレラなのかと疑うフアン。ローパーが自分を捨ててイギリスへ帰国しようとしていることについてフアンを問い詰めるテディ。ふたりはもみ合いとなり、テディはフアンを射殺します。
ジェーン(サリー)から受け取った写真と位置情報をマルティンから手渡されたジョナサン。そこからは彼単独での行動になるようです。ジョナサンは「タヴォを探してほしい」とマルティンに言って別れます(タヴォは「ロクサーナはローパー側の人間だ」と言っていましたね)。
「マシュー・エリス殺害に失敗した」と報告を受けるMI6のマイラ。マシュー(ジョナサン)を見つけるまで、カブレラに武器を渡す計画を延期すると言いますが、ローパーは続行を主張します。ふたりの会話から、かつてナイト・アウル班のアレックス・グッドウィンに指示を出していたレックス・メイヒューの殺害を指示した人物と実行犯が明かされます(自殺ではありませんでした)。
襲撃を逃れ、マルティンと別行動になったジョナサンはテディと合流。“カブレラに武器を流して、彼らの部隊が蜂起。コロンビアの政権を倒す” というシナリオを覆した場合「ローパーはどうなるのか」とテディは尋ねます。彼の父に対する想いは複雑なようです。
ジョナサンのおびき寄せに失敗したロクサーナはローパーと面会。彼女はマシュー(ジョナサン)との恋愛関係&彼への密告を否定。彼女はローパー邸に身を寄せています。
テディはカブレラの野営地に到着。そして香港の投資家マシュー・エリスを差し出します。①コロンビアから出国したはずのマシューがローパーと密会していたことを掴んだ、②マシューの出国を急かしていた弁護士フアンが彼を見つけて呼び出した、③マシューがフアンを銃で撃ったことによって彼は死んだ、というストーリー仕立てになっています(「おおっ」て感じの作り話。アタマいいですね)。
素性を問い詰められたジョナサンは「マシュー・エリスだ」と言いますが、携帯していたIDに “アンドリュー・バーチ” とあったため、その矛盾を突かれます。マシューは最終的に面会していた人物としてローパーの名前を白状。テディは編集した音声を使って、ローパーがカブレラの死を目論んでいることを知らせます。
ジェーン(サリー)は最高裁判所長官コンスエロ・アルベンスを連れ出します。その後、輸送機を旧射撃場のサン・マルコスへ着陸させるよう、バジルに対して要請のメッセージを送信。しかし彼からの応答はなく、対応したのはアンジェラ・バー。バジルはやはり死んでしまったのでしょうか…。
ロンドンでは、アンジェラ・バーによってサンディ・ラングボーン卿(ローパーの元金庫番)がおびき出され、証言の提供を求める取引を持ちかけられます。マイラも、ローパーやラングボーン卿との親しさを窺わせる写真を材料に呼び出されます。
カブレラの野営地にローパーが到着。カブレラがローパーに対する不信に陥っていることなど知る由もなく、予定されている輸送機の到着を待ちます。気の毒な息子テディは、父ギルベルト(ローパー)の息の根を止めることを逡巡。そこに針路を変えたはずの輸送機が到着します。
誤算によってアンジェラ・バー、ナイト・アウル班の残党サリーらは裏をかかれます。普通に考えてジョナサンとテディの命が危険に晒されて当然の状況。しかし私立探偵マルティン&タヴォによって、ジョナサンは救出されます。追手をまくため、自ら囮となったマルティンは射殺されたと思われます(雰囲気的に)。
ロクサーナは、マイアミに向かう飛行機に搭乗するつもりのようです。
アンジェラ・バーはフランスの自宅から、ローパーの上位者の黒幕が誰かわかったと何者かに連絡。その後、何者かによって射殺されます。
寄宿学校で学んでいるダニーは、イギリスに帰国した父リチャード・ローパーの迎えを受け入れます。カーラジオのニュースは、コロンビアの内戦の惨状を伝えています。
登場人物(エピソード6で登場)
※ エピソード5までに登場した人物を除く
- カルロス:反政府武装活動の容疑で逮捕状を出されている政治家であるホセ・カブレラの部下
感想・メモ:やられっぱなし過ぎないか?
物語としては緊迫感に満ちていて「ほほう」と唸るシーンもあり、引き続き面白い内容です。
リチャード・ローパー側の壮大な目論見を転覆させる意図をもって、ジョナサン・パイン、サリー、アンジェラ・バーが動き、コロンビアの私立探偵マルティンや少年タヴォらが彼らをサポート。
しかしながらリチャード・ローパーの背景が巨悪すぎるのか、ジョナサンらは満身創痍で絶体絶命の危機に陥っています。実際のところ、アンジェラ・バーも射殺されましたし、やはりバジルは消されてしまったみたいだし…。
最終的にはジョナサンと手を組んだテディも、父親によって射殺されてしまいました(あの場面でローパーを撃つことができていたら、物語の筋書きも多少変わったかもしれません)。
あそこまで散々な目に遭っていながら、次のシーズン3ではどのように挽回していくつもりなのか。非常に気になります。
どうも2026年中には公開されるようですから、しばしほかのドラマを観ながら待つことにします。
