洞窟都市ヴァルジア(1)ざっくりの歴史

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歴史って苦手な科目だったのですが、旅行の記録として残すにあたり、ざっくりですがまとめておこうと思います。

いかにも世界遺産の匂いがするヴァルジア。しかし今のところ、登録されていません。候補のリストには載っているそうです。

洞窟都市ヴァルジアの歴史
  • ヴァルジア地域には青銅器時代から人間が住んでいた
  • ヴァルジアの岩窟建築には4つの段階が認められる
    • 第1段階:ギオルギ3世(1156–1184)の治世 洞窟住居が作られた
    • 第2段階:ギオルギ3世の死後、娘タマルが後継者となる 1186年、聖母昇天教会が作られた
    • 第3段階:1202年、バシアニにおいてルクナディーンを破った戦いの頃まで さらなる住居、防御、給水、灌漑ネットワークが建設された
    • 第4段階:1283年の地震で大きな被害を受けた後 崩落により、洞窟として隠されていた一部が岩肌にあらわとなって要塞として弱体化。ところにより再建が行われた
  • 1290年代頃、モンゴルの侵略を免れる
  • 1578年、オスマン帝国の襲撃を受ける。修道士たちが去る
  • 12〜16世紀に至るまで手を加えられ続けた複合的な構造物。崖に沿って約800m、600以上の洞窟が最大19層にまで広がっている(発掘されているのは今のところ13層まで)
  • “ヴァルジア” という地名は、幼い頃、王女タマルがここで迷子になり、叔父に対して「叔父さん、ここです(Var dzia)」と叫んだことに由来している
  • 1988年頃から、修道士たちが再び住まうようになる

こんな洞窟で給水や灌漑が行われていたとは驚きですよね。

岩肌に、たくさんの穴ぼこがあります。洞窟です。それが600以上(未発掘のものを含めるとずっとたくさん、3000くらい)あるそうです。見学者は上ったり下りたりを繰り返してルートを巡ります。

シハラ氷河のハイキング、メスティアでの “塔の家” のハシゴ上りで何ともなかった私も、ヴァルジアの洞窟都市を歩いて回った後は脚が筋肉痛になりました。

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