「ボッシュ:受け継がれるもの」シーズン1、エピソード3~4のあらすじ&感想

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私立探偵ハリー・ボッシュと弁護士チャンドラーは、協力しながら捜査や弁護にあたっています。そもそも仲がよいほうではなかった印象があるのですが、腐れ縁なのか、ほかに妥当な協力者がいないのか、嫌味を言い合いながらもサポートし合う間柄になっています。

ハリーも初老になったためか、今のところ新しい恋人は登場していません。ストーリー展開の重要ポイントを担う者として「新恋人」が配置されるように感じていますが、個人的には彼の恋バナを求めていないので、今の感じで続けていってもらってOKです。

エピソード3(希望のメッセージ)

ハリーは億万長者ヴァンスの息子ドミニクの消息を辿り、オリヴィアという女性とコンタクトを取ります。一方でチャンドラーや娘マディに危害を及ぼした別の億万長者(ヘッジファンド経営者)、カール・ロジャースの動向を追います。ロシアのマフィアの最大組織 “プラトヴァの王子“ と呼ばれる兄弟(アレクセイとレヴ)は、カールの収監時期の逸失利益を含めた投資対価の返済を彼に迫ります。反社会、あるいは非合法のビジネスに対し、多額の資金を提供していたようです。ロシア系最大組織の “王子” と呼ばれる存在が、わざわざアメリカまでやってくるんですねえ、部下に任せるわけでなく。…という疑問が湧きますが、それくらいの巨額のお金を融通した、という筋書きになっています。

ハリーを追うロシアのギャングたち。ハリーもいい歳のおじさんなのに、ビルの屋上から非常階段へ飛び下りたり、隣のビルへ飛び移ったりと大変なことです。

マディは先輩警官のヴァスケスとともにタイ人女性を巡るレイプ事件に駆け付け、捜査を行います。被害者のことが気になり、連絡先を教えるマディ。それを知った先輩ヴァスケスは叱責します。事件のとっかかりは警官が対応しますが、その後は担当刑事へと捜査が引き継がれ、警官の手から離れるのが規則だそうです(確かに連絡先を教えるのは行き過ぎだと思いますが、刑事へ事件が引き継がれるまでが警官の仕事であることについては「へえ、そうなんだ」という感じです)。事件は勝手に起こるものであるし、ひとつひとつが異なる性質のものであるし、危険な現場も数々あることから、最前線でそれらに順次対応する警官も大変だなあと思います。

出演者メモ

デニス・G・サンチェス(レイナ・ヴァスケス役)

ハリーの娘マディを指導する先輩警官でラテン系アメリカ人。そういう役なので当たり前であるが、腕っぷしの強い女性に見え、頼りがいがありそう。後輩マディに対して厳しいけれど、人柄は悪くない

デニス・G・サンチェスもモーリス・バッシ役同様、情報はあまりない。コネチカット州生まれ。放送ジャーナリズムの学位を取得した後、モデルのキャリアを追求するためニューヨークへ。その後、演技に目覚めてロサンゼルスへ。「マヤンズMC」「グッド・プレイス」などに出演しているとのこと

エピソード4(パイプライン)

私立探偵ハリーは、ヴァンスの息子ドミニクの姉妹にあたるオリヴィアを訪れます(ドミニクもオリヴィアも同じ両親をもつ養子)。話を聞き、ドミニクの遺した写真フィルムを持ち帰ります。

本編「BOSCH/ボッシュ」でおなじみの元同僚のジョンソン&ムーア(当時は刑事。その後リタイア)も後方支援部隊としてハリーに協力。彼らは、カール・ロジャースたちと石油パイプライン施設の間につながりがあることを掴み、ハリーがパイプライン施設へ潜入します。

弁護士チャンドラーは顔認証システムによる容疑者の誤認逮捕について動きます。また宿敵カール・ロジャースの民事訴訟の準備を進めます。

ハリーは企みを暴くことで、チャンドラーは法的手腕でカール・ロジャースを追い詰めようとしています。パイプライン施設でハリーは警備員に発見され、拘束されるのかな?どうなってしまうのかな?というところでエピソード5へと続きます。

ハリーを演じるタイタス・ウェリヴァーの娘コーラが、ドッグシッターのサム役で登場。親子再共演です。本編シーズン2で、ごく短時間、少女コーラとして登場したときに比較すると、随分と大人で美人になっていました。やはり、息子たち(クイン、イーモン)ほどにはタイタスの面影が感じられません(一瞬の横顔が似ているかも)。クイン&イーモンとコーラは母親が違うので、コーラは母親似なのかもしれません。コーラの母は乳がんで既に死去しています。

クインについては本編に関する投稿で触れましたが、イーモンは「ボッシュ:受け継がれるもの」に、これから登場します。イーモンが長男で、クインが次男です。

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