「ボッシュ:受け継がれるもの」シーズン2、エピソード5~6のあらすじ&感想

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エピソード5~6では、私立探偵ハリーが弁護士チャンドラーやハッカーのモーらと協力しながら①レクシー・パークス殺害事件、②その派生であるジェームズ・アレン殺害事件についての捜査を進めていきます。

一方、マディについては①CRU(犯罪抑止班)異動後の最初の事件、②タイ人街レイプ事件の容疑者カート・ドッグワイラーの裁判が主要なトピックです。

エピソード5(夢の女)

このエピソードの原題は “Hollywood Forever”。対して邦題は “夢の女”。原題も意味不明ですが “夢の女” はさらによくわからない。

マディのボーイフレンドのリコ。普通過ぎる、パッとしない等、誉め言葉とは言えない表現をしてきましたが、今回は称えます。彼は筋肉の付き方が見事ですね。わかりやすいところで言うと上腕。何か特別な訓練でもしているのでしょうか。演じているのはアンソニー・ゴンザレス。俳優としてのキャリアをスタートしたのは2015年で、今のところ情報が豊富ではありません。

さてチャンドラーは弁護を担当するデヴィッド・フォスターのアリバイを証明すべく、ハリーとともに聞き込みをします。ハリーは既に刑事ではなく私立探偵。刑事よりも立場は自由ですが、捜査における権限がかなり違っていて不自由さがあるようにも見受けられます。

ハリーはレクシー・パークスの遺留品に腕時計がないことに着目。その線から犯人を洗い出そうと売りに出ている夫妻の家の内覧に出向き、そこで保安官補の夫ヴィンス・ハリックに出くわします(夫婦で姓が違うのね)。

下品な二人組(エリス&ロング)は車にGPSを取り付ける等、ハリーの動きを監視しています。彼らに指示を出しているのは誰なのでしょう。ロングを演じるガイ・ウィルソンの上半身前面のタトゥが凄すぎますが、ドラマのための一時的なお絵描きでしょうか。彼にはあのようなタトゥのない写真もあります。ただしタトゥ愛好者ではあるようです。相方のエリスを演じるマックス・マルティーニ自身のタトゥも本ドラマ内のような図柄や配置ではない感じです。

内通者をほぼ特定したチャンドラーは部下のマシュー・ラミレスを泳がせ、どのような行動に出るかを探ります。FBIのJJコンビは石油パイプライン施設の爆破に関し、地道に捜査を進めています。サイモン・ウェイクフィールド殺害事件の担当が警察からFBIに渡ったことを知ったハリーはチャンドラーと善後策を模索します。

マディはヴァスケス姐さんとともにハリウッドの街を巡回。観光客狙いの犯罪を抑止します。モーはハッカーが多く集まるパーティーに参加。ジェイド・クインと知り合います。

エピソード6(勇気ある登壇)

エピソードの原題は “Dos Matadores”。“ふたりの闘牛士” という意味ですが、誰のことを指しているのかわかりません。わかりやすく二人組といえはハリー&チャンドラー、あるいはボッシュ父娘、下品なエリス&ロングくらいしか思いつきません。

下品な二人組(エリス&ロング)はシューバート医師からお金を巻き上げます。借金の取り立てなのか恐喝なのか、はっきりしません。ロクでもない稼業に手を染めていることだけはわかります。

売りに出していたレキシー・パークス夫妻の家を内覧を口実に捜索したことを根拠に、検事局はハリーを調査業務から外し、集めた証拠を無効とするよう要請。しかし審問で却下されます。その後、ジェームズ・アレン殺害事件について、ハリーは犯人が二人組であるという証言を得ます。故レキシー・パークスの時計を巡り、ハリーはベトナム人兄弟の経営する時計店 “ワナ・バイ・ア・ウォッチ” に接触。その後さらなる事件が起きます(時計店のベトナム人兄弟も二人組)。

モーはパーティで知り合ったジェイド・クインのトラブルを解決するため、ハッカーとして一肌脱ぐことを決心。製薬会社ファーマウェルのサーバーに侵入することを目論みます。ドキドキハラハラする綱渡りのような内容で、本エピソードに関してはモーに目が釘付けになりました。

マディは困惑や葛藤のなかでカート・ドッグワイラーの裁判に向け、意見陳述の用意をします。裁判で気持ちに区切りを付けた後、ボーイフレンドのリコの家から引っ越すことを決めた彼女は部屋探しを始めます。

エピソード5~6でマディは女性や警官としての自己を確立していく方向へ。ハリー&チャンドラーは過去のカール・ロジャース関連の事件に関し、FBIに包囲されつつあります。モーの私的なハッキング事案の展開も大いに気になります。下品な二人組の一連の行動の本当の目的は何でしょうか。目が離せなくなってきました。

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