人間のエゴの段階を学べるエロあり、グロあり、ロマンありのドラマ「ゲーム・オブ・スローンズ」

人生&旅トーク

「ゲーム・オブ・スローンズ」、激しく面白いですね~(アマゾンプライム会員ならば、PRIME VIDEOで途中まで無料で見られます)。

2017年に「ゲーム・オブ・スローンズ」 のロケ地へ行きました。

アイト・ベン・ハッドゥは映画のロケによく使われます
中世、サハラ砂漠の玄関として栄えていたワルザザートにあります。私の好きなドラマでは「ゲーム・オブ・スローンズ」のロケにも使われました。

奇人・変人・変態・狂人・病人みたいな人達が繰り広げているようにしか見えない、エログロ満載のファンタジー大作。鉄の玉座を巡り、王国や諸侯や人々が駆け引きし戦います。愛も憎しみも絡みます。

お茶の間でご家族と観たい方は「ゲーム・オブ・スローンズ(GOT)」ではなく、「ロード・オブ・ザ・リング(LOR)」をどうぞ。

「ロード・オブ・ザ・リング」は、“聖なるもの” と “世界における闇の顕れ” の葛藤や戦いを描き、「最後は小さき者/佳き者が勝つのです」みたいな流れになっています。

それに対し「ゲーム・オブ・スローンズ」は “美徳に基づいて生きる人達(光の側面)” と “悪徳に基づいて生きる人達(闇の側面)” というように、登場人物が役割を分けられていません(唯一、現代人のノーマルに近い価値観で生きているのがスターク家)。

冒頭で書いたように「奇人・変人・変態・狂人・病人みたいな人達が繰り広げているようにしか見えない」ドラマで、見ていて「人間って、一概にいい者(白)とも悪い者(黒)とも言えず、よく分からないグレーな生き物だよなあ」「人間誰しも、どこかしら奇人・変人・変態・狂人・病人みたいなところをもっているんだなあ」と思います。

登場人物が多く、いろんな王国での派生的なドラマが王都の鉄の玉座を巡る大きなドラマへと繋がって行くので、最初は何が何だかよく分からないのですけれど、エピソードやシーズンが進むにつれ引きこまれていきます。

現代はテクノロジーの進歩もあって人間や世の中が多少上品っぽく見えますが、国や地域による文化・慣習・価値体系・しきたりの違いは「太古から今・未来、ファンタジーの世界にも」常にあり、必ずやグロテスクな面をもちます。「ゲースロ」はその本質を拡大して見せてくれている気がします。

それぞれの軍隊は規模こそ違えども、全体でひとつの人格(組織的なエゴ)を成しています。

組織の下に行けば行くほど、小局的かつ具体的な概念(下位マインド)を具現化するのが、その役割となります。殺す、略奪する、怪我をする、汚れる、疲れるというような、不快指数の高い現場を担当します。

組織の上に行けば行くほど、大局的かつ抽象的な概念(上位マインド)の具現化を担当するウエイトが高くなります。密室で作戦を立てる、部下に命ずる/指揮する、戦士を鼓舞する、戦いの大義を語る、部下では決められない/解決できないことを調整し打開する、など。

最終的には下位兵士達と共に戦うことにはなるのでしょうが、それ以前に必要とされているのは、上位マインドに秀でた智将であることです。命を懸けて何かを得んとする以上、何となく戦って(戦わせて)、何となく死んでいく(死なせる)わけにはいきません。

戦いを通じて手に入れようとしているのは、組織の上位・下位ともに「自分達にとっての脅威を倒し、自分達の安全・安定・繁栄を確保すること」という点で共通しています。

ただし下位の者達が「お腹いっぱい食べたい」「ぐっすり眠りたい」「性欲を満たしたい」「人生がラクになるような褒賞(金・宝石・土地・名誉)が欲しい」あたりで動いているのに対し、上位の者達は「〇〇の王国が栄えるように」「主君〇〇王に栄光をもたらせ」「我々は誇り高き〇〇の民だ。永遠の繁栄を」的な、下位に比べれば抽象的な概念を通じて下位の人々のやる気を取りまとめ、彼らを上手く活用することで、より強大な権力や影響力を得ようとします。

何か高尚な感じるのするもの、信ずるに値するもの、気持ちの拠り所を、組織の上位が担当しているわけです。

現場の危険な汚れ仕事を積極的にしたい人は多くないので、大義(キレイで立派な理由づけ)が必要となります。上位者のマインドが組織という神経ネットワークの “つなぎの役割” を果たします。

軍隊における下位マインドと上位マインドは、(上位マインドがどれだけキレイな事を言っていたとしても)段階が違うだけで、どちらも漏れなくエゴですが、それらをひとつの身体で連携させながら生きているのが私たち人間(個体)です。

なーんてことを「ゲーム・オブ・スローンズ」を見て思いました。

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