エピソード3において “Stephen Gallagher” を “ステファン・ギャラガー” と読んだことにより事実誤認をした私ですが、その件については先の投稿に追記しています。
エピソード5~6は「終わったようで終わっていないカート・ドッグワイラー獄中死事件」がメイン。
「ドッグワイラーを始末した」と語っていたボーダーズは死に、ハリーに対する嫌疑は晴らされそうであるものの、「なぜ、そのような事態に発展したのか」「糸を引いていたキーマンは誰なのか」といった核心については解明されていません。「ロバートソン刑事が独自に動いていた網のなかに、何か重大な真実が含まれていたのかな?」というのがエピソード5。
マディの市警の先輩であり相棒のヴァスケスは、これまで私のなかでは脇役的存在でしたが、彼女が事件解決の鍵となる風向きが感じられるのがエピソード6です。
エピソード5(政治家の企み)
シーラからの留守番電話を聞いたハリーは事務所に向かいます。そして彼女の遺体を発見。フィンバー・マクシェーンが犯人と思われますが、彼は逃走して姿を隠すつもりのようです。シーラの死は横領を隠匿しようとするフィンバーによってもたらされましたが、ギャラガー家失踪事件については未解決のまま。
ハリーはビング・チェリー・クライダーを再度あたります。モーとともにショベルカーのGPSからギャラガー一家の居場所を捜索。そして4人の遺体を土中に発見します(動くルークはやはり最後まで登場せず)。
一方、先のエピソードのとおり囚人ボーダーズと彼の脱走に手を貸した男ふたりは射殺され、その後、妻のリタは共犯容疑で指名手配となっています。ハリーはステキな自宅のバルコニー下(床の裏側)に使い捨て携帯電話が貼り付けられているのを発見(それを使って、あたかもハリーとボーダーズとの間にやりとりがあったかのように偽装していたと思われる)。証拠となる写真をロバートソン刑事に送ります。
特命捜査に尽力していたロバートソン刑事とロペス刑事は、地方検事選が終わるまでチャンドラーを不利な立場のままにしたいアーチャーによって捜査中断を命じられます(ボーダーズら3人を射殺したことについてのメンタルケア休暇というのが表向きの理由)。
しかしふたりの刑事はお構いなしに捜査を継続。リタ・テデスコの身柄を確保しますが、彼女はロバートソン刑事らに取引をもちかけます。警察の上層部は取り調べに積極的でなく、リタはボーダーズのドッグワイラー殺害への関与を否定。ロバートソン刑事は本件の捜査概要を記者スコット・アンダーソン(本家から出演している人)に渡し、報道によって世の中が動くことを目論みます。
カート・ドッグワイラーの件についてはマディにも動きがあり、彼女は市警の内部監査を受けます。彼女は報告義務違反の処分を受け入れると告げます。その後ハリーはマディに伏せていた事実を告白。彼はドッグワイラーと同房にいたカーティス・ディグナンに対し、ドッグワイラーへの嫌がらせ(※「殺し」ではない)を依頼していたというのです。娘のマディはショックを受けます。
地方検事選挙投票日に向けてチャンドラーは草の根活動的にレストランでスピーチ。そして店主デニス・ウイリアムの息子ショーンが強盗によって命を落としたことを知ります。彼の死について改めて調べると、真の死因はオーバードーズと判明。ショーンにはゲイの恋人がいて、その男がショーンに薬物を打ったと父デニスは言います。携帯電話に残された画像には、市議会議員のパトリック・カーリーが写っていました。
マディとヴァスケスは尾行強盗団が盗品をさばいていたスタジオ(ファインド・グラインド)のSNSアカウントの写真をもとに、経営者のリード・ルイスを取り調べます。彼の協力を得てマディらは張りこみますが、強盗団のヴィクトリア(フォーチュン)の機転で撒かれてしまいます。
ヴァスケスは家族の食事会に出向き、そこで甥に再会。顔つきから判断するに彼は強盗団の一味のようですが、この時点でヴァスケスは気づきません(強盗団第3のメンバーの面は割れていないので)。その頃、マディはパーティーで弁護士クリス・ダウニーと会話を楽しんでいます。
エピソード最後のシーンでロバートソン刑事はキッチンカーでタコスをふたつ注文。時計を確認するしぐさ、ふたつのタコスから考えると誰かと待ち合わせていたのかもしれません。タコスから「待ち合わせの相手はメキシコ系」と思いましたが考えすぎでしょうか。ロバートソン刑事はキッチンカーを襲った強盗(を装った男?)によって額を撃ち抜かれます。
このエピソードの大きな山は、ドッグワイラー獄中死とハリーの関与について特命捜査を行っていたロバートソン刑事らが、さらなる追及から手を引かされ、ロバートソン刑事が射殺されるまで。
ギャラガー一家失踪事件は犯人逮捕に至っていないものの一応の結論を得ています。尾行強盗団の一味にヴァスケスの親戚が混じっていそうなこと、市議会議員パトリック・カーリーの関与する事件が今後明らかになりそうなことが示唆されて終了。
エピソード6(誤認逮捕)
ヴェロニカとジェレミーがホームレス支援活動(医療や食糧の提供)をしているシーンから始まります。廃墟を根城とするホームレスの顔かたちを確認したヴェロニカは市警のSWATに連絡。その後ディエゴ・ペラが逮捕され、ロバートソン刑事殺害の被疑者とされました(強盗犯は目出し帽を被っていたと思うのですが、なぜ面通しみたいなことができたのでしょう…)。ヴェロニカは通報で自身の名を明かしませんでした(あるいは彼女は潜入捜査官か何かで、表向き「明かしませんでした」の体になっている)。
チャンドラーは地方検事選で勝利し、容疑者ペラについての報告を検事らから受けます。過去に数件のタコス店強盗が発生していたものの、ロバートソン刑事が殺害されたケースとは手口が違うことをチャンドラーは指摘。一方で刑事射殺と線条痕の一致する銃がペラの恋人の家で発見されたことから、彼を起訴可能と検事らは判断します。しかし細部についてさらに証拠固めをするようチャンドラーは指示。検事らは潜入捜査官を投入してペラの自白を引き出します。
それによればペラにタコス店強盗の余罪はあるものの、ロバートソン刑事殺害時の襲撃は否定。彼は弁護士としてL・ローマン・ストールワースを選びます。
引き続きペラの起訴を急ぐ検察。一方のチャンドラーは現状の証拠だけでは不起訴となる可能性があることを指摘。検事たちと意見が対立します。
ハリーとモーも、ロバートソン刑事射殺犯について調査。目撃者のひとりであるジェイソン・スウィフトとコンタクトをとり、刑事が計画的に殺害されたと推定します。
マディらが追う尾行強盗団のその後も描かれます。彼らは警察に尻尾を掴まれぬよう鳴りを潜めていましたが、手持ちのお金がなくなってきたので一部の盗品を換金することに。ヴィクトリアとアルベルトは実はデキており(エピソード5で判明)、彼の「もういいだろう?」という意見に慎重路線のヴィクトリアが動かされたかたちです。
一味のネスタ―が盗品を質屋に持ち込み、その情報がマディとヴァスケスに届きます。かつてふたりが一時停止違反で止めた車両(ヴィクトリアが運転)の名義がネスタ―だったことから、少しずつ犯罪の全容に近づきます。市警はリーダー格のヴィクトリアを監視下に置きます。
ヴィクトリアと何者かが公園で会うことを知り、マディらは一般人を装って現地に張り込みます。そしてヴァスケスは、ヴィクトリアの恋人らしき男が自分の甥であることに気づいて動揺。
ギャラガー一家失踪事件のその後としては、モーがハリーに、姿を消したフィンバー・マクシェーンの資金面に動きがないことを報告。ハリーは時間がかかってもマクシェーンの居場所を突き止めるよう指示します。
自分が追っていたのは身内だったというヴァスケス、ペラは本当にロバートソン刑事を射殺した犯人なのか(あとは市議会議員の件)。それらが次のエピソードに持ち越される感じです。

