北欧神話がベースのドラマ「ラグナロク」(シーズン3)を観た:ロケ地情報あり

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当初、シーズン1~3までまとめて一投稿にしていました。しかし縦スクロールが長すぎることに気付き、内容を分割することにしました。こちらはシーズン3の解説とロケ地情報となります。

シーズン1~2についてはコチラ(↓)へ。

北欧神話がベースのドラマ「ラグナロク」(シーズン1~2)のおさらい
シーズン3がリリースされたということで北欧神話を題材とした同作品について書くことにしました。

シーズン3になると主人公のマグネが “おっさん” 化しており、ラウリッツが干からびた感じになっており、それでもまだ高校生という設定に驚きます。

「高校生の分際で」とか言われることもなく恋人と同棲していたり、自宅に呼んでベッドをともにしたりしています。ノルウェーとはそういう国のようです。

実は兄マグネ役のデイヴィッド・スタクストンより、弟ラウリッツ役のヨナス・ストラン・グラヴリのほうが8歳年上で彼は既婚者。

シーズン3(2023)

「この人は誰?」というくらいにマグネが “おっさん” に。 “おっさん” でもいいんですが、シーズン2から遠く隔たった時間設定に見えます。彼とラウリッツは高校3年生。

“巨人族” と “神族” の血が流れるラウリッツは、再婚を控えた母トゥリドと自分を信じようとしない “神族” の兄マグネとの暮らしを捨てて家を出ます。一方 “巨人族” のフィヨル・ヨツールはラウリッツを脅して追い詰めます。シーズン2同様に、ラウリッツは “神族” と “巨人族” のどちらに付くのかを問われます。過酷な目に遭うのに双方からあまり信じてもらえず気の毒な人です。

エピソード5辺りから “ラグナロク(終末の日)” が現実味を帯びてきます。エピソード6はよい広がりを見せて収束します。シーズン3でドラマ「ラグナロク」は一旦完結したと私は思いますが、どうなんでしょう?

エンディングの曲は “I Want To Know What Love Is” 。私は Foreigner バージョンしか知らず、それがオリジナルだと思っています。

登場人物(変化した点)
  • マグネ・サイエル: “巨人族” とは休戦協定を結んでいたが、ストレス解消にミョルニル(鎚)を投げてしまい、それをヨツール一族に察知される。サクサに囲い込まれ色ボケした “オレ様” 状態に陥る
  • ラウリッツ・サイエル・ヨツール:フィヨルドに離したミズガルズ蛇の「オーちゃん」にエサをやり続ける。一旦はイェンスに失恋するが、その後、彼との交際をスタートする
  • フィヨル・ヨツール:ヨツール工業の経営権を獲得する(大学へは行かず、独自のプログラムを受ける)
  • サクサ・ヨツール:シーズン2で一族内の権力争いに敗北したため、懲罰として1年間の奴隷生活を送る。色仕掛けでマグネからミョルヌル(鎚)を奪おうと考える
  • イマン・レザ: “神族” チームが一旦バラバラになって後は、若い女性たちのアイコン、インフルエンサーとして活躍している
  • シグニー:マグネと交際していたが違和感を感じるようになって距離を置く
  • トゥリド・サイエル:エーリク・エイズヴォルと再婚。どこまでもマイペース
  • ラン・ヨツール:意外なことに、マグネに揺さぶりをかけられて1000年以上ぶりにストレスを感じ、スクールカウンセラーのシンドル・シルマーのセラピーを受ける
  • ヴォータン・ワーグナー:要所で登場する。生意気なマグネを戒めようとする
  • ハリー・クリステンセン: “神族” チームが一旦バラバラになって後は、ハンディキャップのあるバイアスロン選手として活躍している
  • ノーラ・クラウフォード・ブラット:フィヨルの秘書。ビジュアルと仕事ぶりの両面でフィヨルに惚れられる
  • ホズ:ランの射った矢が目に当たった少年
導入部のあらすじ
  • 最強の兵器ミョルニル(鎚)は完成。そして兄マグネ(トール)は弟ラウリッツ(ロキ)の命を守るため、鎚を封印し休戦協定を結ぶ。ただしヨツール工業の環境汚染に対する社会的裁きは下そうと訴訟準備に着手する。しかし協力者は増えない。
  • 一方でほかの “神族” は「“巨人族” と戦わない」というマグネの方針に賛同せず、散り散りとなる。
  • マグネが軽率にミョルニル(鎚)を投げたことで休戦協定が破られたと感じたフィヨルはラウリッツを脅す。ミズガルズ蛇を大蛇に育て、マグネを倒すようラウリッツをけしかける。
  • マグネはシグニーと言い合いをきっかけに遠ざかる。シグニーと入れ替わるようにサクサがマグネに取り入り、隙を見てミョルニル(鎚)を奪おうとする。
みどころ/知っておくとよいこと
  • [北欧神話のヤールンサクサ]「トールの愛人である巨人。彼との間に息子をもうけた」⇒ サクサ。なおトールの妻はシヴ。ドラマのシグニーと思われる
  • [北欧神話のホズ]「オーディンの盲目の息子。図らずもバルドルを殺してしまい、神々と巨人の決戦ラグナロクが始まる」⇒ ホズ
  • [北欧神話の神々の寵児:バルドル]「優しくて賢明で万人に愛された神だが、ロキの悪だくみによりホズの矢に射られて死ぬ」⇒ 神話の筋書きはともかく「自分たちの力で歴史を書き換えよう」とイェンス(バルドル)は提案
  • [北欧神話の神々の番人ヘイムダッル]「巨人が押し寄せる時はギャラルホルンを吹いて警告する」⇒ キーウィ
  • [北欧神話の9歩]「ラグナロクではトールはミズガルズ蛇を倒すも、その毒牙にかまれる。毒が身体に回った彼は “残りの9歩” の窮地に陥る」
  • [個人主義の “巨人族”]ヨツール家は親が子どもに鉄拳制裁を容赦なく加えるし、兄と妹で派手に権力争いをするし、家族で殺し合いの寸前まで行くしで、家族というより個人事業主の集まりみたいな集団。内部で派手に戦うので普段の結束力は今ひとつだが、最終的な目標を目の前にすると一枚岩になる不思議な人たち。
  • [不機嫌そうな顔つきのホズは “神族” の思わぬ伏兵?] メンバーがヴォータンの声かけで再集合する。自分勝手でチームに対して恩知らずで天狗のマグネ。メンバーに再度愛想を尽かされそうになり迷走する。その後、神話をなぞるような戦いは止めようと “巨人族” に提案。新たな和平がエッダの街にも新時代をもたらしたかのように見えるのだが…。
  • [これで完結?後日譚はある?]①自分の外側に起きる出来事は内面の昇華で変えられる、②自分(神)の内面で戦いを体験して終わらせることで青年は普通の人間の暮らしに戻る、という終わり方になっている。視聴者側がドラマ「ラグナロク」のことを忘れ去った頃に『平和に見えたエッダの街。〇〇年が過ぎ、それでも火種は完全には消えていなかったことをマグネは知ることになる』etc. イゾルデのナレーション(?)で始まる 続編を作れそうな収め方をしたのはなかなか賢いやり方 と思う。

“Odda(オッダ)“ におけるロケ現場 (総集編)

架空の街設定の実在の街を舞台とする「ラグナロク」はロケ地探しでも楽しめる作品です。屋号・名称・住所などで検索すれば画像がいろいろヒットすると思います。Google Map を見るのが好きな人にもおすすめです。

ヘアサロン

  • シーズン1エピソード1の冒頭で老女が出てくる建物
  • グリーの母が経営していた美容室(ビョルグサロン)。ランも来店する
  • 喩えると、日本なら着付けも行う「〇〇(←ここには店主のファーストネームが入る)美容室」みたいな感じ。要はビジネススタイルの古いパーマ屋さんなのであるが、レトロなエントランスがオシャレ
  • Bjørgs salong Therese Sæterdal(Eitrheimsvegen 20, 5750 Odda, Norway)

マグネの家

  • ふたつに分かれたフィヨルドが合流する辺り。周辺の状況のマッチングについてもひと通り確認した
  • 誰かお住まいの様子(当然か)

エッダ高校

  • オッダには高校もあるが使われたのは中学校のほう
  • 外観ならびに学生ホールが使われている
  • Odda ungdomsskule(Eidesmoen 72, 5750 Odda, Norway)

ガソリンスタンド

  • マグネの母トゥリドが給油中にヴィダル・ヨツールに再会する
  • トゥリドの車が動かなくなり、修理に出す
  • メカニックのハリー・クリステンセンが勤務している
  • ESSO(Tyssedalsvegen 9, 5750 Odda, Norway)

スーパーマーケット

  • 謎の老女ヴェンケがレジで働いていた
  • シーズン2の終わりからは、ヨツール工業を解雇されたマグネの母トゥリッドが働いている
  • SPAR(Eitrheimsvegen 6, 5750 Odda, Norway)

ファストフード店

  • 高校生たちの行きつけの店「Edda-Grillen」
  • イェンスが働いている
  • Odda-Grillen(Tyssedalsvegen 5, 5750 Odda, Norway)

ヨツール家

  • 撮影後にリノベしたとは考えにくいため、外側を木材等で覆ってミステリアスな豪邸に作り上げていたと思われる(あるいはデジタル処理?)
  • ヘアサロンやスーパーマーケットなどのあるエリアの反対側に位置している
  • Trolltunga apartments Viking Haug(Hovden 15, 5750 Odda, Norway)

キリスト教会

  • イゾルデ・エイズヴォルやヴィダル・ヨツールの葬式が執り行われた場所
  • ロケ現場となったのはルーテル教会
  • Odda Church(Soknehuset, Almerket 3, 5750 Odda, Norway)

警察署

  • 事故と処理されたイゾルデの事件について「きちんと調べてほしい」と伝えにマグネが訪れる
  • ヨツール工業の廃棄物(ドラム缶)が何者かによってエントランスに置かれる
  • 同級生の母親(警官)の勤務先
  • Odda Police Station(Røldalsvegen 34, 5750 Odda, Norway)

スポーツジム

  • 警察で取り合ってもらえなかったマグネが向かった場所。100メートル走で驚異的なタイムを記録する
  • Oddahallen(Jordalsvegen 40, 5750 Odda, Norway)

エッダ病院

  • マグネを「妄想型統合失調症」と診断した病院
  • 病院はオッダに3つある。除雪車にはねられたマグネ、グリーの父などが運ばれた病院も、その3つのうちのどれかと思われる
  • Odda emergency central(Sjukehusvegen 1, 5750 Odda, Norway)

介護療養施設「トロールガルデン」

  • ヴォータンが入所しており、小人のハルヴォル・ランゲとマグネの同級生イマン・レザが職員として働いている
  • Odda sjukeheim(Sjukehusvegen 8, 5750 Odda, Norway)

ヨツール工業の工場

  • ドラマでは水質汚染を作り出しており、この工場に勤務したことにより病気になった人が多数、という設定になっている
  • 都合よく、こんな工場まであるなんて “Odda(オッダ)“ はロケ地にうってつけである
  • Boliden Odda AS(Eitrheimsneset 1, 5750 Odda, Norway)⇒ 金属亜鉛、特殊用途の硫酸や各種亜鉛合金を製造する製錬所、化学工場

墓地

  • マグネの父アスヴョルンやクラスメイトのイゾルデが眠る墓地
  • Berjaflot kapell og gravplass(5750 Odda, Norway)※訳すと「ベルハフロートの礼拝堂と墓地」

予言された橋

  • “巫女” に言われてマグネが出向き、“オーディン” と “フレイヤ” に出会う橋
  • “Odda-Grillen” と “ESSO“ が対岸にあり、その間にかかっている緑の欄干をもつ橋
  • 特に名称はないようだが Tyssedalsvegen のルート13?に並行した歩行者優先の橋と思われる

“神族” と “巨人族”が戦いに臨む場所

  • “神族” はマグネ、ラウリッツ、イェンス、ヴォータン、ハリー、イマン、キーウィの7名。“巨人族” はヨツール家の3名。シーズン3のエピソード5で集まる高架下風の場所
  • 「決闘といえば河川敷か高架下。そうでなければ廃工場」というお約束をきちんと守っている
  • 恐らくほかのシーンでも、この博物館(旧オッダ製錬所)の施設・敷地を使っている
  • Smelteverket(Røldalsvegen, 5750 Odda, Norway)⇒ 炭化カルシウムとジシアンジアミドの製造を行っていた製錬所。1921年に一旦操業停止。資本や経営者に数度変更があったが2003年に倒産
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