「ナイト・エージェント」シーズン3、エピソード6~8

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高コスパなエージェントドラマ「ナイト・エージェント」(シーズン1・2)
アメリカの人気ドラマ。まだ書いていなかったので取り上げました。
政治的謀略に立ち向かう?「ナイト・エージェント」シーズン3、エピソード1~5
ナイト・アクションのピーター捜査官は、情報仲買人ジェイコブの居場所や正体に迫ろうとします。

こちらでは、シーズン3のエピソード6~8を取り上げます。

カッコ内は私が適当に付けた括り、各エピソードには異なる正式のタイトルがあるという点は前回記事と同様です。

この3エピソードには家族愛や親子の絆など、ヒューマンドラマの要素が色濃く反映されていました。

あらすじ

エピソード6(父親と子ども)

冒頭は、殺し屋(“The Father”)が任務を果たしているシーン。印象から推察するに、現在彼と一緒にいる男の子は実子ではなく、殺した標的の遺した子どもを息子として養育しているように思われます。

情報源に接触するイザベルを監視するピーターとアダム。イザベルが面会したのはジェイコブ・モンローであり、FBIのデータベースによればコンサル会社を経営し、コンプライアンス評価から交渉サポートまでを手がけているとのことでした。前の雇用先はRMGマネジメント。ジェイコブはCIA、もしくはそれに近い人間とアダムは推理します。調べてみると、1990年代にはCIAの作戦における協力者であったようです。

ピーターは情報仲買人ジェイコブを追っていますが、原則としてフィンセン事件についてのみ、アダムやイザベルと情報を共有しているようです。つまり、こんな感じ。

  • アダムやイザベルに秘匿していること: “フォックスグローブ” (実験的な化学兵器計画)の情報を買い、何かを計画している情報仲買人ジェイコブ・モンローの追跡について。ただしイザベルには、概要をより話しているように見える
  • アダムやイザベルと情報共有していること:告発者ジェイ・バトラの自宅で上司ベンジャミン・ウォレスが殺されたフィンセン(アメリカ財務省の金融犯罪取締ネットワーク)の事件について

ホテル暮らしの殺し屋と息子。殺し屋が誤って仕事に使っている部屋のカードキーを息子に渡したことで、彼は父の仕事を察するようになります。

ジェイコブがガンを患っていること、彼とイザベルが血を分けた父と娘であることが判明。ジェイコブ・モンロー邸にジェイ・バトラが幽閉されていることを知ったイザベルはピーターと協力してジェイを救出しようとします。ジェイは間もなく次のテロが起きるとピーターに言います。

ジェイコブはフレヤ・マイヤーズを訪ね、条件をのめば口座取引を再開する旨を伝えます。殺し屋を雇っていたのはフレヤで、フィンセン(アメリカ財務省の金融犯罪取締ネットワーク)事件を知る者たちを早急に始末するよう指示。任務を果たすべく、殺し屋はモンロー邸に侵入します。

チェルシーは婚約者のテオに、大統領夫人の不自然な振る舞いについて語ります。勝手な独自捜査は控えるよう、テオはチェルシーに忠告しますが、大統領夫人は隠していたモットのスマートフォンが引き出しから消えていることに気づきます。

エピソード7(グリム童話と諜報)

1995年2月、メキシコシティ。アメリカの弁護士ジェイコブ・モンローはラウル・ザパタに会っていました。顧客からの依頼で、商談を成立させて契約に漕ぎつけるためです。先方の担当者はソフィア・デ・レオン。

その後CIAのコスタから接触があり、ジェイコブは情報提供に協力することになります。

ジェイコブはラウルの元で働くソフィアと親しくなります。彼女は妊娠し、彼の情報源としての活動にも協力。不正な武器取引の証拠を掴もうとしてラウルに見つかったジェイコブは、彼の違法ビジネスのサポートを申し出て急場をしのぎます。その後、ラウルはオペレーション責任者のソフィアがスパイの片棒を担いでいると気づき、ジェイコブとの取引を取り止めます。ソフィアは姿を消し、ジェイコブもCIAによってトカゲの尻尾切りの憂き目に遭います。

2011年、ヴァージニア州アーリントン郡。メキシコシティでCIAのエージェントとして活動していたコスタは、そこで老後を過ごしており、孫たちがいます。そこにジェイコブが現れます。彼はずっとコスタを探しており、ザパタの武器取引についてCIAがどのように手を打ったか、彼の仮説を語ります。コスタはソフィアが死んだ顛末をジェイコブに語り、彼女が産んだ娘を探す手伝いをすることを約束します。

そして今。ジェイコブの関連する企業に対し、FBIの捜査が入ろうとしています。彼の車をアダムが尾行していることに気づき、運転している手下のダニは彼を撒きます。しかし尾行者はアダムだけではありませんでした。入れ替わるように殺し屋(“The Father”)がジェイコブの車を追跡。

殺し屋によって命を奪われそうになっているジェイコブは、ラウル・ザパタやLFS(ラ・フエルザ・デ・ソベラニア)に関する情報を渡すことを条件にピーターに助けを求めます。アダムがジェイコブを保護するいっぽうで、ピーターは殺し屋に抗戦。しかし麻酔を打たれて意識を失います。一向にやってこないピーターのもとへ向かうアダム。そこにピーターの姿はなく、殺し屋は彼を伴って車で逃走したようです。

エピソード8(つながり)

冒頭はブライアン・モットと大統領夫人ジェニーのやりとりの回想シーン。

ふたりのやりとりから推察するに、大統領夫人ジェニーは夫の知らないところで何か好ましくない危険な動きに関わっており、執事を務めていたブライアン・モットは、彼ら(テロリスト支援者)からの依頼で、重要書類のコピーを手に入れようとしていたようです。

ブライアンの子どもはガン治療を受けており、お金に困っている彼は書類を撮影しなければならない状況。悪事に関わった者として一蓮托生であるらしい大統領夫人ジェニーとブライアン。ジェニーは彼にアクションを思い止まらせようとします。しかし彼の指示実行の意思が強固であったため、夫人は緊急事態としてシークレットサービスのチェルシーを呼び、「彼は銃を持っている」と嘘を言って彼を射殺させました。

さて、アダムによって救出されたジェイコブはピーターの家に待機していた娘イザベルの元へ連れていかれます。ジェイコブは娘に「ウォルコット・キャピタル銀行のフレヤ・マイヤーズが殺し屋を雇って動いている。彼女は富裕層の超極秘口座を管理している裏の顔をもつが、ラウル・ザパタへ流れる国内資金ルートも担当している」と話します。

味方側には、ピーターの行方を知る者が誰もいません。彼を取り戻し、次なるテロを未然に防ぐには、LFS(ラ・フエルザ・デ・ソベラニア)に資金提供していたデビッド・ハトソンに会い、LFSやザパタの計画を止めねばならないとジェイコブは主張。

アダムは友人でもある大統領に電話をかけ、ジェイコブがデビッド・ハトソンとの面会を望んでいること、自首を承諾したことを伝えます。

その頃、ピーターは殺し屋によって尋問されていました。殺し屋に誘導され、名前がピーター・サザーランドであること、ナイト・エージェントであることを話します。

パターソン長官は、ブライアン・モットのスマートフォンを持ち去ったチェルシーの勇み足を諫め、職務停止とします。チェルシーは大統領夫人に対する疑いを募らせます。

ジェイコブは、逮捕されたデビッド・ハトソンと面会。「何も言っていない。刑期をまっとうする。そう伝えてくれ(誰に?)」と口走るハトソンに、FBIへの協力という選択肢を与えます。

ジェイコブは長年に亘ってザパタを捜し出したいと考えており、ザパタの手先ではなかったことが明らかになります。

また①ジェイ・バトラがマークした新しい不審な送金は海運会社アルバテッリ・マリタイムに対するものだったこと、②ラウル・ザパタは手帳に記録した3箇所のどこかに潜伏している、とジェイコブはアダムに語ります。

情報仲買人ジェイコブは、娘イザベルにデータベースのURLを託します。

殺し屋はピーターから引き出した情報をもとに、入院中のジェイ・バトラ殺害に向かいます。車のトランクのなかに、息子との遊びに使っていたサイコロを見つけて複雑な心境になる “The Father”(ピーターに父親との関係を尋ねたときにも、同様の感じになっていた)。2916号室(父子が宿泊しているホテルの部屋番号)に電話を掛けますが、すぐにはつながりませんでした。

何かを思った殺し屋は、車を走らせます。その頃、殺し屋の息子(父から授けられたコードネーム:オリオン)は囚われているピーターを発見。会話を通じて、ピーターは互いの境遇に通じるものを感じ、殺し屋の息子オリオンはピーターを訝しく思います。テーブルの上にはジェイコブの本(グリム童話)が置かれていました。ピーターは拘束されているのはスパイとしてのテストで、父親の殺し屋と自分は相棒なのだと話します。

シークレットサービスのチェルシーは、不信感を抱いて婚約者テオの元を去ります。

大統領夫人ジェニーは、彼女の様子を気にかける夫に対し、心配事とはジェイコブ・モンローの件だと語り始めます。

もうひとりのナイト・エージェントであるアダムは、ジェイコブをワシントンへと移送。道すがら、ジェイコブはアダムに取引を持ちかけます。ジェイコブはカナダのパスポートを使って、自首と服役を免れることを企てていたようですが、アダムは道中で受けた1本の電話指令に従います。

殺し屋の元から脱出したピーターは、アダムにピックアップ要請の連絡。するとアダムに「お前がこっちに来てくれ」と言われます。

登場人物(エピソード6~8で新たに登場した人たち)

リンダ:CIAのエージェント。アダムの知人。実物は登場しない

マギーマックスニールジェフ:ジェイコブ・モンロー邸の使用人または彼の手下

ソフィア・デ・レオン:ラウル・ザパタの元で働いていたオペレーション責任者。後にイザベルの母

コスタ:ジェイコブ・モンローを協力者として活用したCIAのエージェント

カルロス・ディアス:コンサルタント。ジェイコブ・モンローとの間に好ましくない資金のやりとりがあり、そこを突かれてジェイコブはCIAに協力をすることになる

エピソード6~8の感想/メモ:意外な背景事情の展開が新鮮

主人公ら、アメリカ政府寄りの主要登場人物を除くと、物語の鍵を握る重要人物が情報仲買人ジェイコブ・モンローなわけですが、単なる悪役ではないことが明らかになるのが、この3エピソードです。

テロ活動を裏から操る支援者かと思いきや、彼が求めていたのはもっと別のことでした。

殺し屋の父と血のつながらない息子、ナイト・エージェントのピーターとFBI捜査官だった父、CIAの協力者だったジェイコブとその因縁で父を恨んでいる娘のイザベル。

親子の愛と関係性、複雑な思いに焦点を当てた面もあり、個人的には、諜報ものとしては若干意外な展開だったこともあって評価が上がりました。

ホワイトハウス周辺の動きがきな臭いですが、それは残りの2エピソードで回収されるのでしょうか。

ジェイコブ・モンローの吹き替えの語り口が、「アンブレラ・アカデミー」のレジナルド・ハーグリーブス卿を思わせますが、吹き替えを担当したのは別の人のようです。

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