「ボッシュ:受け継がれるもの」シーズン2、エピソード3~4のあらすじ&感想

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中途半端にシーズン1と2の間が開いたことから、先のシーズンの内容を何かにつけ思い出さねばなりません。

地震であちこち壊れたハリーの家は修繕が完了していませんでした。予算不足により、ハリー自身で手を入れることにしたようです。DIYは楽しいですよね。足場の単管パイプのようなベランダのつっかえ棒はあのままでいいのかしら、とは思いますが。相変わらず夜景がキレイな家です。

エピソード3(癒えない傷)

行方不明になっていた富豪ビジネスマン(裏稼業あり)のカール・ロジャースと彼の弁護士グレン・ケーディングの射殺死体が、ベトナムに到着したコンテナの中から発見されます。カールと “チャンドラー&ふたりのボッシュ” の因縁は本家「BOSCH/ボッシュ」シーズン7から始まっています。

なぜカールとケーディングがコンテナ内から発見されることになったのか。そんな疑問をもった人は「ボッシュ:受け継がれるもの」シーズン1のエピソード6を思い出しましょう。弁護士チャンドラー&私立探偵ハリーが、カール&ケーディングの死に何らかの形で関わっているとFBI(ジェームズ&ジョーンズのJJコンビ)は考え、ふたりをマークします。一方ハリーは法律事務所内にFBIへの内通者がいることを疑います。

並行して新事件が発生。レクシー・パークス(ウエストハリウッドの市政管理官補)が自宅で撲殺され、デヴィッド・フォスターが容疑者として逮捕されます。デヴィッドはチャンドラーに弁護を依頼。レクシーとは面識がないことを伝えます。デヴィッドは妻帯者ですが実は同性愛者であり、事件当時、麻薬売人兼男娼のジェームズ・アレンと会っていました。

マディは休養の後、市警に復帰して受付業務を担当。盗難の届け出のあったブレスレットを発見し、犯人逮捕に貢献します。

エピソード4(追うものと追われるもの)

マディは拉致事件の現場となった部屋を正式に引き払います。一時的に身を寄せていた父ハリーの家を出てボーイフレンドのリコと暮らします。マディはブレスレット窃盗事件への対処を評価されてCRU(犯罪抑止班)へ異動。ヴァスケス姐さんと再びタッグを組みます。

レクシー・パークス殺害の容疑者デヴィッド・フォスターのアリバイを証明できるはずだったジェームズ・アレンが死体となって発見されます。

チャンドラーは飲酒による危険運転の疑いで警察に連行されます。しかしそのやり方は非常に怪しいものでした。彼女を最初に拘束した男ふたりは警察の人間を装っていましたが制服を着ておらず、尾行中の様子も “まともな“ 警察官のようには見えません。チャンドラーの車のトランクにあった書類から情報を入手することが真の目的であり、そのために彼女を車から離す作戦だったようです。

サイモン・ウェイクフィールド(カール・ロジャースの金庫番)殺害当日、彼の家付近の録画にチャンドラーが映っていた件についてもFBIのJJコンビが着目。殺害はロシアのマフィアによるものと判断しましたが既に国外へ飛んでいたため、チャンドラーに焦点を当てることにします。

チャンドラーとハリーは引き続き弁護士事務所内のFBI内通者を探り、該当者を特定します。

このエピソードの時点では、私服警官のようでもあり、刑事のようでもあり、私立探偵のようでもあり、潜入捜査官のようでもあり、マフィアやギャングの手下のようでもあり、便利屋のようでもある、ふたりの男の素性が明らかになっていません。品があるとはお世辞にも言えない男たちが何者なのか、非常に気になります(いろいろ調べたら “らしき答え” に辿り着いたのですが、ここでは伏せておきます)。

また、どうでもいいようなことですが、マディの恋人リコがあまりにも普通の男性であることも気になります。マディは主役級の登場人物と思うのですが、歴代彼氏がパッとしません。個性の強すぎる父親をもった娘の宿命でしょうか。あるいは彼氏のほうが輝き過ぎると “スーパーウーマンではない” マディの未熟さや成長をきめ細かく描写することが難しくなるからかも。

“James” という名の人物が複数出てきます。字幕は “ジェイムス” もしくは “ジェームス” となっています。同じ名前なのだから表記は統一してほしい。わざわざ(なのか?)変えんでよろしい。より正しくは “ジェーム” であって “ジェーム” ではない。気になってドラマに集中できません。

念のため調べてみました。Wikipediaによれば “規範的には /ˈdʒeɪmz/ のように最後の子音は有声音だが、/ˈdʒeɪms/ のように無声化して発音されることもある(方言、個人的癖、発音する環境、それぞれの名前によって、など理由は様々)” だそうです。

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